『ジキル&ハイド』通信
3月28日(水)
抜き稽古とオーケストラ・リハーサル。
『ジキル&ハイド』の鬘(かつら)はオランダ製である。発注先はドイツ・ブレーメン版の『ジキル&ハイド』を手掛けた業者で、クォリティとコスト・パフォーマンスの良さが決め手であった。その鬘を調達しデザインの一切を取り仕切るのは「鹿賀さん大好き」のヘア・デザイナー、武田千巻さんである。
衣装デザイナーは小峰リリーさん。衣裳の主要な物はデザインが起こされて新調されたのだが、それ以外の何点かは、小峰さんがロンドンの古着屋を回って調達してきた物に手を入れて使用している。生地の豊富さや仕立ての良さなどの点で、ロンドンの古着屋街はとても充実しているのだそうである。
スタッフワークでも様々な新たな試みがなされた『ジキル&ハイド』であった。(つづく)
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