『ジキル&ハイド』通信
3月25日(日)
本日も通し稽古。
『ジキル&ハイド』初演の稽古は2001年8月25日にスタートした。まずはコーラスや台詞を割り振るためのカンパニー内でのオーディションを行い、そしてヴォーカル稽古に進んで行った。この時期、稽古と平行して、台本、歌詞、舞台美術、衣裳、音楽、ステージング、アクション・・・などのミーティングも継続されていた。
ミュージカルの新作を開ける時は、どんなに早くから準備しても結局はこのように稽古とスタッフワークが同時進行になる。それは作業が上手く進行しないからでもみんなが忙しいからでもなく、ミュージカルと言うものがセクション毎の作業の積み重ねであるのと同時に、セクション毎の成果を全体が共有して行く総合芸術だからである。
1ヵ月にわたる入念なヴォーカル稽古の後、10月2日に顔寄せと読み合わせが行われた。(つづく)
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