『ジキル&ハイド』通信
3月9日(金)
2幕冒頭のナンバー「事件、事件」、1幕の「嘘の仮面」「連れてきて」を稽古。
『ジキル&ハイド』のブロードウェイ開幕は1997年4月28日である。『レ・ミゼラブル』(1987年日本初演)を10年続けて来た鹿賀さんが『ジキル&ハイド』のCDと出会ったのはそれから程ない頃のことだった筈である。鹿賀さんは一聴して『ジキル&ハイド』の音楽の虜となり、日本版の上演を熱望された・・・と言うのは今ではかなり知られたエピソードであろう。
私は『ローマの休日』日本初演が一段落した1998年の11月にブロードウェイ版『ジキル&ハイド』を観た。そしてその翌月に、初演のプロデューサーであった古川さんの仲立ちで、初めて鹿賀さんにお目に掛かった。
日本版の上演が実現する3年前のことであった。(つづく)
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