続・『メモリーズ』や『ハリウッド』や
12月19日(火)
無事に出張から戻っている。
出張の内容は今は詳しくは書けないが、その成果は2008年早々に披露されることになっている。2008年の前半と言うことは、程なく正式に発表されることになる、と言うことだと思われるので、それまでは妄想を逞しくしてお待ちいただきたい。
さて、10日間の出張で中断していた『メモリーズ』『グッドラック、ハリウッド』の準備が再開された。
『メモリーズ』の方は音楽と振付の打ち合わせ。『メモリーズ』はミュージカルではないのだが、劇中にダンスシーンが登場する。そのダンスのための音楽をどういうものにするか、その打ち合わせであった。
音楽のHIROSHI WATANABEさんが持ってきてくれたいくつかのデモを振付のウメダヒサコさんと聞いて、だんだんと方向性が見えてきた。近々ダンスに参加するキャストを呼んで、ダンス場面の稽古からスタートすることになろう。
『グッドラック、ハリウッド』の方は美術、衣裳、音楽の打ち合わせ。美術は既に1度話し合いを済ませているので、今日は簡単な模型を見ながら具体的なプランを検討。「ハリウッドのある撮影所内にある脚本家のためのオフィス」が舞台で、今回はできるだけリアルに飾りたいと考えている。
衣裳は、その模型や道具帳を見ながら、今日が1回目の打ち合わせ。衣装デザイナーは『プライベート・ライヴズ』に続いて黒須はな子さんで、ハリウッド黄金期の映画に詳しい黒須さんにこの素材は打って付けだと思う。デザインが出てくるのが大いに楽しみである。
音楽は川崎晴美さん。『イット・ランズ・イン・ザ・ファミリー』『竜馬の妻とその夫と愛人』などでご一緒しているが、元々は東京サンシャインボーイズの旗揚げ公演で音楽を書いてくれたのが川崎さんである。なので、以来もう23年のお付き合いと言うことになるのだが、私がご一緒する大勢のクリエイターの中では最も古顔だと言うことである。
こんな書かれ方、嬉しくないか・・・。
『メモリーズ』と『グッドラック、ハリウッド』では毛色も内容もまったく異なるが、その違いを満喫中の今日この頃である。
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