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2006年11月の記事

『メモリーズ』打ち合わせ

11月21日(火)

 午前中、『メモリーズ』の打ち合わせ諸々。

 以前も書いたが、この仕事は初対面の方が多い。今日も舞台監督の松嵜さんをはじめ、音楽のWATANABEさん、美術の土岐さん、act supportの水谷さんと名刺交換(持っていらっしゃらない方もいらしたが)。
 演出助手の松森君は舞台監督の松嵜さんが推薦してくださった新人で、今春日大芸術学部を卒業したばかりなのだが、実は私の教え子である。ひょんなところでの再会だが、頑張って良い仕事を見せて欲しい。
 で、今日のところは今後に向けての方針確認で、実作業は次回以降に。

 午後は東宝ミュージカルアカデミーの稽古場へ。今日で全ナンバーのステージング/振付が終了。青木先生、ご苦労様でした。
 いよいよ来週は試演会。粘って、今日は8時間稽古であった。

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長ーい1日

11月16日(木)

  今日は長ーい1日であった。

  午前中は毎週木曜日定例の日芸所沢キャンパス行き。9時開始の授業に間に合わせるためには自宅を7時には出なければならない。
  現在「演出実習Ⅱ」では、4つのチームに分かれて小作品を作っている。後期の授業では、それぞれが「演出したい作品」を持ち寄って、「なぜ演出したいのか」を全員にプレゼンする事をやって来た。その結果、前回までに4つの作品が選ばれ、今後はその作品を授業内で発表するところまでをやってみる。
  作品の企画者は当然演出を務め、それ以外の生徒は俳優として、或いはスタッフとして参加する。もとより劇場を使用するわけでもなければ外来の観客もない。実習の域を出る規模ではないのだが、それでもこれは芝居作りである。

  十分に楽しんで、存分に苦労するといい。

  午後は東宝ミュージカルアカデミーの稽古場へ。今日は道路事情が悪く、所沢からの移動に2時間も掛かってしまった。
  試演会も2週間後に迫り、こちらは佳境に入って来た。かつて東宝で上演されたミュージカル7作品から18のナンバーを選び、名場面集の様にして披露しようという試みである。名場面集とはいっても振付などは殆んど新規に起こしている。試演会の振付を担当してくれているのはアカデミーのダンス講師でもある青木美保さんなのだが、青木先生も私も、本公演以上のエネルギーをこの試演会につぎ込んでいる感じである。

  夜は来年5月末にある「創作舞踊劇場公演」の打ち合わせ。題材はシェイクスピアの『マクベス』で、それをどんな日本舞踊にするのか。
  同じ「音楽」と「踊り」を扱うのでも、ミュージカルを作るのとはプロセスがまったく違うので、仕事としてはとても新鮮である。毎回毎回発見があって、楽しい。

  帰宅した時は日付が変わっていた。今日は長ーい1日であった。

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CD発売日決定! 『TDV』

 『ダンス・オブ・ヴァンパイア』のCD、製作が遅れていたのだが、ようやく発売日が決定した。

 詳しくはこちらを。

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『ジキル&ハイド』製作発表の様子

@NIFTYのシアターフォーラムで『ジキルハイド』の製作発表の様子が公開されている。

ふーん、そんな様子だったのかあ。

東宝の公式ページの方は、製作発表の記事はまだだが、TVスポットの映像を見ることができる。

おおっ、かっこいい!

チケットの前売りも始まり、すでに千秋楽は完売したという。鹿賀版『ジキルハイド』ファイナル、どうぞお見逃しなく!

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ブログのネタ・・・

11月13日(月)

 ある芝居を観た。終演後、関係者と飲みに行った。その席である人から「このブログをとても楽しく読んでいるが、最近は更新が滞っていてつまらない」と言う励まし・・・と言うか苦情・・・というか、そんな風にお声を掛けて頂いた。

 最低週1回のペースで何か書き込もう、と考えてはいるのだが、週の大半は東宝ミュージカルアカデミーでの集中授業をやっており、以前も触れたが、その内容はここでは書かない決まりなので、残念だがそれはネタにならない。
 アカデミー以外にも、先々の仕事で打ち合わせやら、人に会うやら、オーディションやらで結構忙しくはしているのだが、それらも情報公開がまだなので、今はまだここでは触れられない。

 そんな訳で、仕事の周辺は充実しているのだが、ここは充実していないのである。
 ではあるが、どうぞ暇な時には覗きに来てくやってくださいませ。がんばります。

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『メモリーズ』ブログ オープン

11月7日(火)

 ニッポン放送のイマジン・スタジオにて『ジキルハイド』の製作発表。だが、以前ご報告した通り、私は欠席。公式ページで様子が公開されると嬉しいのだが。

 さて、来年1本目の演出作品『メモリーズ~かつてすごし日々を愛でるというコト~』公式ブログがオープンした。

 『メモリーズ』は、妹尾匡夫(せのおまさお)さんが書き下ろしてくださる青春群像コメディである。が、いかんせん書き下ろしなので、最終的にどんな話になるのかはまだ分からない。分からないが、私の作品群の中では少し異質な仕上がりになるかもしれない。なるといいな、と考えている。多分なるだろう。
 とにかくキャスト陣が若い。そしてDDの2人以外とは初顔合わせである。スタッフも、以前組んだことのあるのは衣裳の菊田さんとプロデューサーの難波さんだけである。

 いつもと違うことをやるのは骨が折れる。仕事の進み方も、キャスト&スタッフが出してくるものも予測の通りには行かないかもしれない。
 でも、仕事を始めた頃は常にそうだったはずである。その頃の気持ちを忘れないためにも、時々『メモリーズ』のような予測のつかない仕事をやりたくなるのである。

 自分でもどんな舞台になるのか分からない、という意味で、今一番楽しみにしている仕事なのである。

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