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『龍馬の妻とその夫と愛人』NY通信

10月6日(金)

 ニューヨークと日本の時差は13時間である。13時間、ニューヨークが日本より遅れている。昨晩は初日の打ち上げなどもあり、随分と遅くにベッドに入ったのだが、今朝は5時前から目が冴えてもう寝ていられない。

 初日の幕が無事に下りるまでは随分と色々な心配があった。新生『コーラスライン』と我々の初日がぶつかっていたこともその1つであった。(冗談です)
 それにしても、昨日の幕が下りた時、座長・B作さんはさぞ感慨無量であったろう。B作さんはこのニューヨーク公演を実現させる為に2年を費やしたのである。だがそれも、終演後の観客の笑顔で十分報われたに違いない。
 観客の大半はニューヨーク在住の日本の方で、残りは日本文化などに興味のあるアメリカの方であった。老若男女のバランスが良く、年配のご夫婦なども多く見受けられた。この辺りは大いに羨ましい所である。

 昨日の終演後に開かれたレセプションで、何人かの方の話を伺うことができたのだが、日本の方からは、「これだけの規模で舞台美術など用意した日本の芝居は滅多に観ることができない」と言う事を伺った。それだけでも今回の公演には価値があるのだという。
 モーリー・イエストンなどを顧客に持つ弁護士の方(もちろんアメリカ人)や、その夫人で1978年のブロードウェイ・ミュージカル『The Best Little Whorehouse in Texas』の作詞・作曲者キャロル・ホールさんなどと話すこともできたのだが、皆さんこの作品をとても愛してくださった。

 そして迎えた2日目の今日。今日も客席はほぼ満席である。その中には矢野顕子さんや山村美智子さん(改名されて今は山村美智さん)の姿もあった。
 芝居の方は昨日と同様大いに受けていたのだが、ひとつ昨日と違っていたのは観客の笑い方であった。今日の笑い声はアメリカ風の実に派手な笑い声で、私もまるで『サタデー・ナイト・ライブ』を観ている様な錯覚に陥った。
 カーテン・コールではスタンディング・オベーションになり、これは何度体験しても鳥肌が立つ様な感動であった。

 時差調整は相変わらず上手く行っておらず、本番直前の19時頃が最も辛い。ガムを大量に消費して何とか持ちこたえたが。

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