『プライベート・ライヴズ』初日通信
9月4日(月)
スタッフは、朝から相変わらず細かな調整を続けている。俳優チームは午後出勤で、日課のアクション・シーンと、昨日のゲネプロで色々なことが多く起こった1幕を軽く当たる。
そして初日。19時を5分押して開演。20分の休憩を挟んで約2時間半の仕上がりであった。
お客様はよく笑ってくださった。『プライベート・ライブズ』はコメディなので、何はともあれお客様に笑って頂けて一安心であった。カーテン・コールでも暖かな拍手を頂戴し、1度目のコールが終わった後、俳優たちは再び舞台に呼び戻された。これは想定していなかったことであった。
劇場の退出時間が迫っていたので、近くのお店に移動してから初日の乾杯。とても楽しいひとときで、あっという間に過ぎた。プロデューサーのお2人、祖父江さんと山家さんが殊の外喜んでくださっていたのが印象的であった。
これで『プライベート・ライブズ』通信はひとまず終了である。とても後味の良い、洒落たコメディに仕上がっていると思うので、どうか青山円形劇場にお出掛け頂きたい。
西川さんの稽古場リポートは劇場リポートに衣替えして継続されているが、果たしていつまで続くのか。衣ちゃんのホームページ「ぴらのへや。」はへなちょこのふにゃちょこのままである。
飯島大先生の「顔を洗って出直して来い!」、じゃなかった「顔を洗って出直します」は続くだろうが、しかし『プライベート・ライブズ』ばかりに関わり合ってもいられまい。・・・いられるのか?
大先生と言えば、自転車キンクリートの方に執筆されているコラム「じて菌な雑文」の方に、私についての文章を寄せてくださっている。恐らくこれは我が国初の、そして恐らく2度と無い「演出家・山田和也論」である。
文章が長いのが玉にキズだが、まあ、ご興味のある方はどうぞ。
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