『プライベート・ライヴズ』通信
8月26日(土)
初の通し稽古。その前に、渥美さんにアクション・シーンをチェックして貰う。ちょっとしたタイミングや微妙な位置の修正で、迫力もリアリティも楽しさも格段に増す。餅はやはり餅屋である。
そして通し稽古。これを見る為に、松井るみさん、高見さん率いる照明チーム、高橋さん率いる音響チーム、河村さん率いるヘアメイクチームなど、本番の為のスタッフも大挙して現れた。
途中休憩を挟んで2時間20分余り、初の通し稽古は無事終了。細かなアクシデントは幾つもあったが、それを含めても今日の出来は「無事」の範疇であろう。
稽古後、いつもの様に駄目出し。いつもと違ったのは駄目出し時間の長さ。私の悪い癖なのだが、稽古の最終段階になってようやく気になる所が見えてくるので、駄目出しが突如として長くなるのである。
稽古を重ねて芝居の完成度が高まって来ると、そこに欠けているもの、上手く噛み合っていない点が自ずと姿を現すのでそうなってしまうのだが、なので、芝居が不出来だった訳ではないので俳優の皆さんは不安にならない様に。むしろ出来が良かった証拠なのだから。
稽古後、ともさとさんと詩梨さんの仮縫い。ともさとさんはどこから見ても良家のお嬢様に、詩梨さんはどこから見てもパリジェンヌに、それぞれ大変身。
仮縫いと平行して、舞台監督の舛田さん、照明の高見さんと照明&進行打ち合わせ。劇場入りが近付くとソワソワして来る私の中の「現場大好き虫」が、どうやら活動を始めたらしい。
そして今日はレバノン料理。ただし私はベリーダンスには間に合わず(「顔を洗って出直します」「稽古場リポート」参照)。
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