『ミー&マイガール』千秋楽、そして『TDV』通信
6月26日(月)
月日が経つのは本当に早い。西新宿の小学校跡地で稽古を始めたのがつい先日の様な気がするが、あれからもう二月半も経っていたのか。
と言う訳で、帝国劇場6月公演『ミー&マイガール』もとうとう千秋楽。と言っても、残念ながら私は千秋楽に立ち会った訳ではない。『TDV』の稽古で、このひと月ずっと同じ帝劇の中には居たのだが。
しかし、近頃これほど観客に愛された舞台も珍しい。それはもちろん作品の力であろうが、その作品に魂を込めてくださったキャスト&スタッフの努力の賜物でもあるだろう。
『TDV』の稽古を終えてから『ミー&マイガール』の打ち上げに顔を出したのだが、誰もが幸福そうで、そして誰もがこのカンパニーと別れるのが辛そうであった。
しかしまあ・・・どの作品の千秋楽でも感じる事だが・・・始まりがあれば終わりは必ずやってくる。名残は尽きないが、今回の出会い以上に素晴らしい出会いを、今回の『ミー&マイガール』以上に素晴らしい『ミー&マイガール』を、いつかまた作り出せばよいのである。
それは簡単な事ではないかもしれないが、今回帝劇で奇跡が起きた様に、いつかまたどこかで奇跡は起きる筈である。
『ミー&マイガール』の上演関係者、そして応援してくださった全ての方々に、この場を借りて感謝いたします。いつかどこかでまたお会いしましょう。
さて、『ミー&マイガール』が終わったという事は、いよいよ『TDV』が近付いてきたという事である。今日はオーケストラ付き通し稽古の1回目。駄目出しの後、ヴォーカルの確認とダンスナンバーの固めを入念に。
初日まであと6日。
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