『Yuichiro & Friends』東京公演のキャストスケジュール発表

 2024年1月~2月に東京/大阪で上演されるYuichiro & Friends -Singing! Talking! Not Dancing!-

 東京公演のキャストスケジュールが発表された。

 良いお席はどうぞお早めに!

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テレビ放送決定! 『SHINE SHOW!』

 大千穐楽を迎えたばかりの『SHINE SHOW!』衛星劇場で放送されることが決定した。

 放送は2024年1月。詳細は続報をお待ちください。

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『SHINE SHOW!』大千穐楽!

9月17日(日)

 8月18日にシアタークリエで開幕した『SHINE SHOW!』が本日、兵庫県立芸術文化センター阪急中ホールで大千穐楽を迎えた。

 ご来場・ご声援くださった皆さん、ありがとうございました! そしてキャスト・スタッフ・公演関係者の皆さん、そしてそしてスウィングの大和田あずささんと三原一太さん、お疲れさまでした!

 『SHINE SHOW!』は、翻訳ミュージカルや翻訳コメディを演出することの多い私にとっては久しぶりの“日本発のシチュエーション・コメディ”であった。
 初めてご一緒する脚本の冨坂さん、そして初めてご一緒するキャストの方も少なくなかったのだが、それでも「古巣に帰った……」ような居心地の良さと充実感(緊張感を含む)を味わえた公演であった。まるで『君となら』(私のプロとしての演出家デビュー作)の時に戻ったかのような……。

 私は『君となら』『SHINE SHOW!』のような笑える“前向き”な芝居が好きなんだなあ。

 関係者がSNSなどで呟いているのでご承知の方も少なくないと思われるが、現時点で『SHINE SHOW!』再演の計画は無い。

 ……が「未来永劫無い」と決まっているわけでもない。再演になるかならないかは今後のお客様からの反響次第であろう。

 というわけなので、皆さんどうぞ“圧倒的な”ご要望をお寄せください! (私にじゃないよ。東宝演劇部に!)

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『SHINE SHOW!』通信 兵庫公演開幕!

9月15日(金)

 兵庫公演が無事に幕を開けた。矢吹ジャンプさんも無事に帰還した。大勢のお客様がご来場くださり、とても素敵な初日であった。

 今日は朝夏まなとさんのお誕生日であった。

 初日につき、カーテンコールでは朝夏さんがキャストを代表してご挨拶。そして朝夏さんが中川晃教さんに振ると……
 舞台が一瞬暗くなり、中川さんがアカペラで(即興で……?)Morning...(朝) Summer...(夏)と歌い出した。

 何も知らされていなかった朝夏さんは「何ごと……!?」と困惑した様子であったが、やがて中川さんの歌が「Happy Birthday」に変わり、場内に割れんばかりの拍手が巻き起こった。
 中川さんのアカペラに続いて、会場内にハッピー・バースデーの演奏が流される。キャストとお客様とでハッピー・バースデーの大合唱となる。小越勇輝さんから朝夏さんに花束が渡され、涙をこらえきれない朝夏さんのために急遽ボックス・ティシュが上手と下手の両サイドから運び込まれた(その様子はこちらからどうぞ)。

 会場を後にし、一路東京へ……と向かう私の新幹線が大雨のため大混乱であったことはまた別の話。
 
 『SHINE SHOW!』は残すところ3回。9月17日(日)が大千穐楽である。

 見逃すな!

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『SHINE SHOW!』通信 兵庫へ!

9月14日(木)

 兵庫に来ている。『SHINE SHOW!』も残すところは兵庫での4公演だけとなった。

 まず嬉しいお知らせ。
 東京公演を休演していたフリーライター・井荻剛役の矢吹ジャンプさんが戻ってくる。で、今日は矢吹さん復帰に向けての舞台稽古。

 東京の千穐楽から10日空いている。結果から言えば“10日ぶり”らしさがあちらこちらに顔を出す愉快な(楽屋内にいる人しか味わえない)稽古となった。『SHINE SHOW!』は「間が空くと(毎日やっていないと)そういうことが起きやすい芝居」だと思う(今日やっておいてホントによかった)。

 さて。

 明日は兵庫公演の初日。会場は兵庫県立芸術文化センター阪急中ホールである。

 14時開演なのでお間違えのありませんように。

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『SHINE SHOW!』東京千穐楽!

9月4日(月)

 『SHINE SHOW!』東京公演が千穐楽を迎えた。8月18日の初日から今日まで、全23ステージを無事に完走した。

 ご来場・ご声援くださった皆さん、ありがとうございました。キャスト・スタッフほか公演関係者の皆さん、お疲れさまでした。そして矢吹ジャンプさんの代役を急遽務めてくださった三原一太さん、あなたは救世主です。

 ご観劇くださった皆さんがSNSなどで発信してくださる熱い声援が何よりもありがたく、そのお陰もあってか開幕当初はやや薄かった客席も日増しに客足が伸び、千穐楽前の何回かは「満員御礼」も出た。

 知名度のある原作を持たない“オリジナル”の新作はお客様も“様子見態勢”となりやすく、集客面で苦労することが少なくない。
 『SHINE SHOW!』も例外ではなかったが、もし「お客様満足度」のような指数があれば文句なしに上位グループに入っていたに違いない。終演後のお客様の表情や前述したネット上でのつぶやきがそのことを物語ってくれている。

 担当プロデューサーの今村さんがツイッタ…… Xに記しているように(それはこちら)、『SHINE SHOW!』がどんなに好評裏に東京公演を終えても、それだけでは再演に辿り着くことは難しい。ここから先はご覧くださった皆さんおひとりおひとりのお力添えが必要なのである。

 それはとそれとして。

 このあと『SHINE SHOW!』兵庫に向かう。会場は兵庫県立芸術文化センター阪急中ホール。9月15日(金)から17日(日)の3日間、4ステージのみの上演である。

 東京を見逃して後悔されている方、既にロスで何も手につかない方……

 行っちゃえよ。

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『アニー』2023 大千穐楽

8月27日(日)

 丸美屋食品ミュージカル『アニー』。2023年の夏のツアーが新潟県民会館大ホールで大千穐楽を迎えた。

 今年の『アニー』は2019年以来の、4年ぶりの完全版での(2021年、2022年に上演された短縮版ではない)上演であった。コロナに関してはまだまだ予断を許さない状況下であったが、無事に今日を迎えられたことは何よりも嬉しい。

 と同時に「公演を無事に開催し続けること」に全力で取り組んだカンパニー全員の労をねぎらいたい。「withコロナ」と言う言葉も聞かれなくなって久しいが、今の状態が正にwithコロナであろう。
 コロナは存在する。しかしコロナで経済活動を止めない。そのための注意は怠らない。そう言うことであろう。

 話は変わる。

 2023年の『アニー』が終わった……と言うことは、2024年の『アニー』が動き出している……と言うことである。

 ご応募の皆さんはこちらからどうぞ。

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『家族モドキ』通信 大千穐楽

8月24日(木)

 7月26日に東京のシアタークリエで幕を開けた『家族モドキ』が、愛知県の刈谷市総合文化センターアイリスで大千穐楽の幕を降ろした。

 東京公演の後、愛知公演の前は大阪公演だったのだが、大阪への移動日は東海道新幹線大混乱の日であったらしい。

 私は、幸か不幸か『SHINE SHOW!』開幕に向けてシアタークリエに缶詰だったので大阪公演には参加しなかった。が、通常なら「のぞみ」で2時間30分程度の東京~新大阪間がその4倍近くかかるような混乱であったようだ。
 その混乱にスタッフもキャストも巻き込まれたらしく、座席の確保もままならず立ちっぱなしだったり、急遽他社線で迂回したり……という話も聞いた。

 予定されていたサンケイホール ブリーゼでの仕込み開始時刻に全スタッフは当然揃わず、一時は初日の開幕が絶望視されるような状況だったのではないかと想像する。
 が、幾つかの幸運と関係者全員の奮闘があって大阪公演は何事もなかったかのように幕を開けた。『SHINE SHOW!』も顔負けの裏話である。

 閑話休題。

 そんな舞台裏のトラブルには見舞われたものの、『家族モドキ』は1公演も中止されること無く全日程を無事に終えた。最後のカーテン・コールでは4人のキャストがご挨拶。その中で『家族モドキ』の配信が決定したことが報告された。詳細は公式サイトで発表されるそうである。

 さて。

 『家族モドキ』をご観劇、ご声援くださった皆さん、本当にありがとうございました。そしてキャスト&スタッフ、公演関係者の皆さん、お疲れさまでした。


 ではまた。劇場で。

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『SHINE SHOW!』通信 初日

8月18日(金)

 まず素晴らしい初日であったことをご報告しておきたい。

 コメディは、お客様に笑っていただいてようやくコメディとなる。たとえ本番と寸分違わずにゲネプロを遂行できたとしても、そこにお客様がいないのであればそれはコメディではない。コメディを目指す作品の単なる途中経過があるだけである。
 本番でお客様がご来場くださっても、笑っていただけなければそれもコメディではない。コメディを目指したがコメディとなれなかったものである。

 そう言う意味で今夜『SHINE SHOW!』はコメディとなった。だから素晴らしい夜なのであった。

 終演後のお客様の反応を伺う限り、顔寄せで述べた抱負(こちらを参照のこと)は達成できたのではないかと思う。もしそうであれば、その目標の実現に向かってひたすら邁進してきたキャスト&スタッフ全員の執念の賜物である。

 なので、後はひとりでも多くのお客様にご来場いただきたい。ご損は絶対にさせません。

 豪華歌入りシチュエーションコメディ『SHINE SHOW!』はシアタークリエにて9月4日まで上演中。その後、兵庫へ参ります。

 お見逃しなく!

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『SHINE SHOW!』通信 舞台稽古2日目

8月17日(木)

 舞台稽古2日目。

 午前中はスタッフのみでテクリハ。そののち舞台稽古、昨日の続き。
 8月14日のブログに「劇場入りしてから調整しなければならない項目が膨大」と記したが……その膨大な調整を何とか終えた。辛抱強くお付き合いくださった各セクションの皆さんとキャストの皆さんに感謝。

 さて。

 明日は待ち遠しかった初日。18時開演である。

 ……その前にゲネプロ。

 ……その前にお祓い。

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『SHINE SHOW!』通信 舞台稽古1日目

8月16日(水)

 朝から道具調べ/照明合わせ、そしてサウンドチェック……昨日の続き。夕方より舞台稽古。

 稽古場と劇場では当然のことながら多くの部分が異なる。

 稽古場はありがたいことに舞台の実寸が取れていて、稽古用の大道具もあり高低も再現されていた。が、あくまでも骨組みだけの仮の大道具なので本番用の舞台美術とは別物である。劇場の客席のような距離や角度から舞台を眺めることも稽古場では叶わない。

 音響デザインも稽古場としてはかなり充実した環境に設えられていた。が、劇場の客席に座ると、稽古場では再現されていなかった多くの情報が聞き取れることに驚く。のど自慢大会の臨場感は明らかに上がっている。

 照明も稽古場では一切表現されていなかった領域である。そして衣裳とヘアメイク。スタッフの力は偉大である。

 さて。

 舞台稽古は幕開きからまず場当たり。「稽古場では表現されていなかった様々な領域」と「芝居」を融合させることに主軸を置いて。

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『SHINE SHOW!』通信 道具調べ/照明合わせ

8月15日(火)

 道具調べ/照明合わせ。

 昨日少し時間を稼いだので、午後から予定されていた道具調べ/照明合わせも午前中からスタート。『SHINE SHOW!』はストレートプレイであるが照明のCueは300を超えるので、持ち時間は多いほどありがたいのである。

 『SHINE SHOW!』のハイライトである歌唱シーンを成立させるために、音響チームの仕込みも“ミュージカル並み”となる。加えて、カラオケ大会の舞台上と舞台裏、観衆の反応など、音響チームが再現しなければならない環境も多岐に渡る。ご苦労をおかけしている音響デザイナーは大野美由紀さんである。

 今日の作業も順調に進行して終了。明日は今日の続き。そして舞台稽古。

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『SHINE SHOW!』通信 劇場入り

8月14日(月)

 シアタークリエで仕込み作業が始まった。

 今日・明日は終日スタッフの作業日である。稽古は無い。
 東京地方は降ったり止んだり……不安定な天気であったが、朝イチの大道具搬入に支障はなく胸を撫で下ろす。

 大道具や音響チーム、照明チームの仕込み/吊り込みも順調で、タイムテーブルでは夕食後に予定されていたタッバ合わせ(舞台上の照明バトンや文字幕の高さを確定する作業)も夕食前に。
 『SHINE SHOW!』は劇場入りしてから調整しなければならない項目が膨大なので、少しでも時間を稼げるのはありがたい。タッバの後は音響チームのサウンドチェック、さらにその後、照明のフォーカス合わせ。

 『SHINE SHOW!』の舞台美術デザイナーは中根聡子さんである。
 中根さんがデザインしてくれたセットは機能的な上に華やかで、『SHINE SHOW!』のグレード感を一段と引き上げてくれる。想像していた以上に引き上げてくれるので……

 嬉しい~♪

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『SHINE SHOW!』通信 稽古場最終日

8月13日(日)

 稽古場最終日。

 ここ数日は連日“通し稽古”を行っていて、今日が稽古場での最終通し稽古である。出来は、私としては控えめに言っても「かなり面白い!!」だったと思う。
 そんな稽古場の雰囲気は東宝演劇部のX(旧Twitter)宣伝公式アカウントで窺い知ることができるだろう。色々なニュースや映像がUPされているのでご覧いただければ幸いである。

 上演時間も見えてきた。1幕が1時間前後、2幕が1時間25分前後に落ち着きそうである。幕間の休憩は25分で、なので全体では2時間50分程度になるのではないかと思われる(増減があったらごめんなさい)。
 シチュエーション・コメディは「スピードが命」なので、上記の時間が少しでも縮まればその方が嬉しいのだが。

 通し稽古終了とともに稽古場の撤収。ひと月の間、お世話になりました。

 明日からシアタークリエで仕込みが始まる。以前にも記したが、劇場は私にとっては「一番ワクワクする場所」である。

 遠足前夜の小学生のように今夜は眠れないかも知れない。

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『家族モドキ』通信 東京千穐楽!

8月13日(日)

 7月26日に開幕した『家族モドキ』東京公演が本日無事に千穐楽を迎えた。

 キャスト並びにスタッフ、公演関係者の皆さん、お疲れさまでした。ご来場・ご声援くださった皆さん、心より御礼申し上げます。
 チーム『家族モドキ』はこの後大阪へ向かう。大阪公演の会場はサンケイホール ブリーゼで、初日は8月18日(金)である。

 無事に開幕し、大阪の皆さんにも楽しんでいただけますように。

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『Yuichiro & Friends』!

 『Yuichiro & Friends -Singing! -Talking! Not Dancing!-』の上演が発表となった。

 公式サイトへはこちらからどうぞ。

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『SHINE SHOW!』Weekly

8月7日(月)

 稽古メニューを順調に消化し、今日は粗通し(あらどおし)。多少粗くてもいいので通してみよう……という前向きな精神の現れである。
 初めて全編を繋げてみて、『SHINE SHOW!』のポテンシャルの高さを再認識した。と同時に、繋げてみた時の課題も幾つか。残りの時間でそれを徹底的に潰したい。

 先日来、衣裳合わせも行われている。
 が、登場人物たちのほとんどは会社員である。稽古場が「稽古の行き帰りにすれ違う人々と大差ない人たち」だらけとなる。衣裳デザイナーは西原梨恵さんである。

 粗通し後は照明打ち合わせ。
 『SHINE SHOW!』はミュージカルではないが、場面数が多いので照明のキューも比例して多く、デザインも複雑なものになるだろう。照明デザイナーは倉本泰史さんである。

 そして『SHINE SHOW!!』稽古場日報、好評公開中!!(こちらからどうぞ)

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『SHINE SHOW!』Weekly

7月31日(月)

 海外ミュージカルの翻訳上演を演出することが多い私なのに、この夏はストレートプレイ、しかも舞台は現代の日本……と言う作品が連続している(シアタークリエで上演中の『家族モドキ』と稽古中の『SHINE SHOW!』)。

 『SHINE SHOW!』の稽古は現在2巡目に入っている。全体としては稽古はとても順調に進んでいると言えるのだが、所々に「もっと上手いやり方がある」ように感じられる部分もある。「もっと上手いやり方」を見つけるには試行錯誤が必須なので、そういう部分が見つかると想定していた以上に時間を費やすことになる。結果として今日も予定されていたメニューを消化できずに終わった。お待たせしてしまった皆さん、ごめんなさい。

 が、稽古場は笑いの絶えない良い雰囲気である。その雰囲気のお陰で私も粘ることが可能なのであるが。

 『SHINE SHOW!』のキャストは、昨年の劇団公演から続投する皆さんと、今回から参加する皆さん、そして劇団公演から出演しているけど役が変わった人、に分けられる。大げさに言えば、稽古場は異種格闘技戦の様相を呈している。

 今日は稽古の前に顔寄せが行われた。その時の挨拶で私は「こんなに面白い芝居があったのか」「こんなに面白い芝居を生み出す人たちがいたのか」「こんなに面白い俳優さんがいたのか」「この俳優さんはこんなに面白かったのか」と、多くのお芝居好きのお客様に知らしめる作品にしたいと抱負を述べた。

 『SHINE SHOW!』はそんな作品です。

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『家族モドキ』通信 初日!

7月26日(水)

 穏やかな1日であった(陽気の話ではない。精神状態の話である)。

 やるべき事の殆どは昨日までに終えている。夜公演なので、各セクションは残された時間を有意義に使って、更に精度を上げるべく最後の調整。作品のクォリティも一段と上がるし、働き方改革でもある。

 キャストの皆さんは一昨日・昨日とタフな2日間だったので、今日の楽屋入りは少しゆっくりと。開演前に舞台で軽く芝居を合わせて本番に臨む。

 さて。

 猛暑の中、大勢のお客様にご来場いただいた。
 今夜は18時開演。蝉の鳴き声と共に舞台に明かりが入ると……。

 新作の初日はいつだってドキドキしながら客席に座っている。それは何十年経っても変わらない。今日もドキドキを隠しながら客席の片隅から固唾を飲んで舞台と客席の様子を伺っていた。
 終演して客電が点いて「ドキドキ」は「ホッ」か「ショボン」のどちらかに変わる。今夜は前者であった。

 これで『家族モドキ』通信はおしまいである。ご愛読ありがとうございました。
 引き続きSHINE SHOW!』Weeklyをお届けする。『家族モドキ』通信同様に、どうぞよろしくお付き合いください。

 家族モドキはシアタークリエにて8月13日(日)まで上演中。その後、大阪と愛知に参ります。

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『家族モドキ』通信 舞台稽古2日目

7月25日(火)

 舞台稽古2日目。

 まずは場当たり。
 昨日の続き、2幕の後半を当たる。

 休憩を取ったのち囲み取材。
 舞台上にて、キャストの皆さん扮装で。ネット上には既に記事がUPされているので検索してみてください。

 そののちゲネプロ。
 脚本の田渕久美子さんにもようやく全貌をご覧いただく。

 さて。

 明日は初日。
 予報では明日も東京地方は猛暑日となる模様。

 皆さんどうぞお気をつけてご来場くださいませ。

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『SHINE SHOW!』Weekly

7月24日(月)

 SHINE SHOW!の稽古が始まった。

 『SHINE SHOW!』は、“劇団アガリスクエンターテイメント″を主宰する脚本家・演出家の冨坂友さんによるシチュエーション・コメディである。作中では、とあるオフィス・ビルの中庭で毎年夏に開かれている「会社対抗のど自慢大会」の舞台裏での出来事がスピーディに描かれる。

 ご承知の方もいらっしゃるだろうが、『SHINE SHOW!』は昨年、アガリスクエンターテイメントで冨坂さんご自身の演出で上演されている。今回は劇場と半数のキャスト、そしてクリエイティブ・チームを変え、台本も一部加筆されて、ニュー・プロダクションでの上演となる。

 初日は8月18日(金)。それまでのひと月、どうぞよろしくお付き合いください。

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『家族モドキ』通信 舞台稽古1日目


7月24日(月)

 午前中はテクニカル・リハーサル。
 場面と場面の“繋ぎの部分″を入念に調整。こういうことに時間をかけられることのありがたさよ。

 そののちお祓い(おはらい)。
 お祓いは初日に行われることが多いが、今回はこのタイミングで。無事に千穐楽を迎えられますように。

 そののち舞台稽古。
 幕開きから2幕の前半までを当たる。

 『家族モドキ』は2幕構成で途中に休憩が入ることは以前にも記した。
 現時点での上演時間は1幕がおよそ57分で、2幕がおよそ45分。これに短いカーテン・コールが付くので、全体としては(25分の休憩をはさんで)2時間10分程度の舞台となりそうである。

 明日は舞台稽古の続き。そしてゲネプロ。

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『家族モドキ』通信 道具調べ/照明合わせ

7月23日(日)

 終日スタッフの作業。

 舞台周りでは照明合わせを中心に、道具調べや音響チームのサウンド・チェックなどが着々と。楽屋周りでは衣裳チームやヘアメイク・チームが舞台稽古の準備に余念がない。

 シアタークリエは地下にある劇場なので、客席から地上の様子を伺い知ることはできない。
 できないが、今回は効果音で蝉が鳴いたり小鳥のさえずりが聞こえたりするので、地下にいることをときどき忘れそうになる。しかも劇場内は空調が効いて快適なので、目をつぶればそこはもう旧軽井沢である。

 目を開ければクリエの客席ですが……。あ、音響デザイナーは山本浩一さんである。

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『家族モドキ』通信 劇場入りしました

7月22日(土)

 シアタークリエに来ている。

 クリエでは朝から搬入/仕込みが始まっている。今日と明日はキャストの皆さんはお休みで、その間にスタッフのみで「舞台稽古に入れる状態」まで作業を進める。

 主要な舞台美術である「高梨次郎邸」のセットは夕方までには立ち上がった。舞台美術デザイナーの伊藤さん、照明デザイナーの服部さん、舞台監督の山本さんの3者立会いの下で舞台タッパを決め、その後は大道具作業の続きや照明のフォーカス合わせ、など。1日目の作業を終える。

 明日は道具調べと照明合わせが主な作業。芝居作りの中で(私的には)5本の指に入る好きな(楽しい、時に苦しい)時間。

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『天使にラブ・ソングを~シスター・アクト~』全情報公開!

 ミュージカル天使にラブ・ソングを~シスター・アクト~2023年公演の全情報が公開された。

 キャスト全員の本ヴィジュアルや、ツアー並びにチケット情報……などである。良いお席はどうぞお早めに。

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『家族モドキ』 Weekly

7月17日(月)

 連日、通し稽古である。もうそんな時期なのである。稽古場で過ごす「しあわせな日々」も残り少ないのである。

 通し稽古態勢である……と言うことは「芝居はほぼ仕上がった」と言うことである。劇中で流れる音楽もほぼ完成に近づいた。
 劇中で流れる音楽=劇伴を手掛けてくださるのは江草啓太さん。江草さんは何度も稽古に顔を出して細やかに修正を加えてくださった。

 そしてこの時期になると行われるのが照明打ち合わせである。照明デザイナーは服部基さん。服部さんも、愉快だが繊細でもあるこのドラマに一層の立体感を与えてくださるはずである。

 そしてそして衣裳合わせも行われた。衣裳デザイナーは前田文子さん、ヘアメイクデザイナーは川端恵理子さんである。フライヤーのキャストの写真は「フライヤーのためのイメージショット」なので、舞台にはあの姿では登場しない。ではどんな姿で……?

 それは開幕を楽しみにお待ちいただきたい。

 江草さんも、服部さんも、前田さんも、川端さんも『オリ』からの続投である。舞台美術デザイナーの伊藤雅子さんも、舞台監督の山本圭太さんも、演出助手の末永陽一さんも……である。

 これはもう劇団である。(違うけど)

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『家族モドキ』Weekly

7月10日(月)

 稽古場に稽古用の仮道具が建て込まれた。

 『家族モドキ』の舞台となるのは主人公=高梨次郎の住まいである。物語はこの“家”を中心に進行する。

 かつてシアタークリエの前身である日比谷芸術座では、橋田寿賀子さん(脚本)と石井ふく子さん(演出)のゴールデン・コンビによるホームドラマがレパートリーの重要な柱の1本となっていた。『オリ』『家族モドキ』と続くこのシリーズはその現代版だ……と言えなくもない……かもしれない。

 話は変わる。

 稽古中にふと『ダンス オブ ヴァンパイア』のことを思い出すことがある。伯爵さまとアルフレートとサラ(マグダ?)が揃っているのだから無理もないのだが。『レベッカ』が蘇ってくることもある。マキシムとわたしとミセス・ダンヴァースがいらっしゃるのでこれまた無理もない。そして主人公と王子様が揃う『シンデレラストーリー』の時も。『シンデレラストーリー』は大塚さんの初舞台だったのだが、あれから20年である。

 『家族モドキ』『ダンス オブ ヴァンパイア』『レベッカ』『シンデレラストーリー』とは雰囲気も方向性もまるで違う(そもそもミュージカルではないし、横文字の氏名を持つ登場人物も出てこない)。

 が、稽古場や劇場で共に重ねた時間は歳月を一瞬で飛び越える。今、この皆さんと再び芝居作りに取り組めることはご褒美以外の何物でもない。山口さんも毎日のようにおっしゃっている。

「しあわせです……💕」

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『家族モドキ』Weekly

7月3日(月)

 幕開きから立ち稽古を始め、ストーリーの流れに沿って稽古を進め、ラストシーンまでたどり着いた。予定通りに稽古メニューを消化して無事に第1クールを終えた、と言うわけである。現在は幕開きに戻って第2クール。お陰様で今までのところは順調である。

 『家族モドキ』は2幕の芝居なので途中に休憩が入る。2020年の年末に上演された『オリ』の時は(コロナ禍1年目だったので)休憩中の「密」を避けるために休憩なしでの上演が真剣に検討された。その時を思えば、この3年で私たちも学習を積んだと言えるだろう。

 それにしても……

 東京地方は連日真夏のような陽気が続いている。こういう日が続くと(山口さんでなくても)稽古場を飛び出して海や山に出かけてしまいたくなる。

 行っちゃいますか?

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『家族モドキ』Weekly

6月26日(月)

 稽古は順調に進んでいる。

 先週は顔寄せがあった。
 顔寄せは、キャスト、スタッフ、公演関係者が稽古場に集まるセレモニーである。稽古初日か、稽古が始まって間もない頃に行なわれることが多い。
 コロナ禍以前はほとんどの作品で行われていたが、どうしても多人数が集まることになるので、コロナ禍以降は行われないことが常態化していた。

 その顔寄せが戻ってきた。
 私が『家族モドキ』以前に参加した顔寄せは『天使にラブ・ソングを~シスター・アクト~』それであった。2019年10月18日のことであるから、『家族モドキ』の顔寄せは実に3年8か月ぶりの……ということになる。

 演劇界も、少しずつではあるが以前の姿を取り戻しつつある。5月8日に新型コロナ感染症の分類が2類から5類へと変更され、街行く人のマスク装着率も明らかに減ってきたように思う。
 が、見渡せば未だにあちこちの劇場で公演が止まっている。丹精込めた舞台が中止になるのも、楽しみにしていらしたお客様が落胆するのに接するのも耐え難い。

 もうしばらくは日々を慎重に過ごす……しかないのであろうか。

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『家族モドキ』Weekly

6月19日(月)

 家族モドキの稽古が始まっている。

 『家族モドキ』は、田渕久美子さんが書き下ろしてくださった現代日本を舞台とするほろ苦いコメディである。2020年の12月から翌1月にかけて上演された『オリ』のキャストとクリエイティブ・チームによる、登場人物4人だけの(ミュージカルではない)ストレート・プレイの新作である。

 山口祐一郎さんが演じるのは旧弊な価値観に凝り固まった大学教授・高梨次郎(たかなし じろう)である。ある日、その次郎の家に木下渉(きのした わたる)と名乗る若者が訪ねてきたことから物語は始まる。渉は次郎の娘・民子(たみこ)の大学時代のサークル仲間だと名乗るが……。

 渉を演じるのは浦井健治さんで、民子を演じるのは大塚千弘さんである。4人目の登場人物を演じるのは保坂知寿さんであるが、この人物は……。

 会場は東京・日比谷のシアタークリエ、初日は7月26日である。東京公演に続いて大阪と愛知での公演も予定されている。

 では開幕までのひと月、どうぞよろしくお付き合いください。

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