『キングダムⅡ』Weekly


7月13日(月)

 2幕の後半をものすごい勢いで作っている。これが将軍の見る景色……なのだなあ。

 稽古もものすごいスピードで進んでいるが、そもそも『キングダムⅡ -継承-』では物語がものすごいスピードで進む。今作のストーリーは原作コミックの5巻~16巻に描かれているエピソードを中心に組み立てられている。
 信、河了貂、王騎将軍など、前作に登場したおなじみのキャラクターに加えて、羌瘣、龐煖、騰、摎、蒙武、蒙毅、尾平、尾到、羌象……など、今作から新たに登場するキャラクターが大勢いる。

 ルビなしで上記の漢字が読める皆さんなら、今作でどんな物語が展開するのか想像がつく……かも知れない。

 話は変わる。

 『キングダムⅡ -継承-』がミュージカルではないことは以前にも記した。が、劇中で流れる音楽はオーケストラによる生演奏である。そこは前作と変わらない。音楽はKHOTA YAMAMOTOさん、音楽監督・編曲・オーケストレーションは(涙もろくておなじみ)深澤恵梨香さんである。

 胸を打つ熱い物語、目の前で繰り広げられる死闘、そして観る者の心を揺さぶる音楽。

 ご期待ください。

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『キングダムⅡ』Weekly

7月6日(月)

 2幕に進んだり、1幕に戻ったり……している。

 今作では「処理しなければならない台本上の要請」が前作以上にあり、なので進むことができる時にはとにかく先を急ぐ。それでやり残したことは戻って回収する。今はその繰り返しの只中にいる。もっと時間が欲しい。そう思わない日は1日もない。

 話は変わる。

 『キングダム』シリーズでは避けて通れない戦闘の場面。そのアクションをクリエイトしてくださるのは諸鍜治(もろかじ)裕太さんである。諸鍛治さんとは2020年の巌流島でご一緒……するはずだったのだが、その機会はコロナ禍で幻と消えた。その雪辱を果たす願ってもないチャンスが訪れた。それが今作である。

 取り返すぞー!

 それにしても『キングダム』。何て「いい話」なのだろう。音楽監督の深澤恵梨香さんは打ち合わせをしながら涙ぐんでいらした。

 リモート打ち合わせだったので、本当に涙ぐんでいらしたのかどうかは分からないが(深澤さんの自己申告だったので)。

 

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『レベッカ』東京公演千穐楽

6月30日(火)

 5月6日(水)に幕を開けたミュージカルレベッカ東京公演が千穐楽を迎えた。

 ご来場・ご声援くださった皆さんに心より御礼申し上げます。そしてキャスト・オーケストラ・スタッフ……全ての関係者の皆さん、お疲れさまでした!

 7年ぶりの上演となった新生『レベッカ』。楽しんでいただけたであろうか。
 私は稽古前の準備期間も、稽古中も、開幕した後も楽しくて楽しくて仕方がなかった。何しろミステリーが大好きなので。そして、マキシム役の海宝直人さんを筆頭に、キャストやスタッフの全員が芝居作りに熱い人たちだったので。

 芝居(ミュージカルでもストレートプレイでも)は、カンパニー全員の才能とアイデアを結集して作り上げるべきものだと私は思う。それが実行され続けた現場であったことが私を楽しくて楽しくて仕方なくしてくれたのだった。来日された脚本・作詞のミヒャエル・クンツェさんも観劇後に楽屋に立ち寄られて、廊下で(何しろクリエは狭いからね)私たちに「そのことの尊さ」を力説されていた。

 芝居作りにトップダウンはそぐわない。芝居作りは民主的な作業であるべきだ……と思う。

 話が逸れた。

 このあと『レベッカ』はひと月ほどの旅に出る。行先は福岡/博多座、大阪/梅田芸術劇場 シアタードラマシティ、愛知/御園座、そして最後は東京に戻ってシアター1010である。

 これまで同様にご声援、どうぞよろしくお願いいたします。

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『ラ・カージュ・オ・フォール』続報!

 ミュージカル『ラ・カージュ・オ・フォール~籠の中の道化たち』の公演スケジュールやチケット情報などの情報が発表された。

 公式サイトへはこちらからどうぞ。

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『キングダムⅡ』Weekly

6月29日(月)

 連日、立ち稽古に邁進している。

 3年前に上演された舞台『キングダム』では、原作コミックの最初の5巻に相当する「王都奪還(おうとだっかん)編」に、8巻に登場するエピソード「紫夏(しか)編」を加えた物語が展開された。今回の『キングダムⅡ -継承-』で描かれるのは、主人公の少年・信(しん)の、その後の戦いである。

 前作で信のバディであった秦王(しんおう)・贏政(えいせい)は、今作では行動を共にしないので声のみの登場となる。もうひとりのバディ・河了貂(かりょうてん)は登場するが、信との関係には変化が訪れる。

 今作から新たに登場する重要なキャラクターは羌瘣(きょうかい)である。が、ストーリーをご存じない方のために、ここでは詳細には触れない。そして前作にも登場した王騎(おうき)将軍が、前作以上に物語の大きなウェイトを占めることになるだろう。

 その他にも新キャラクターが続々登場することは公式サイトのキャストページをご覧いただけば明らかであるが、どのような物語が展開するのかは……。

 どうぞ首を永くしてお待ちいただきたい。

 前作では「信が贏政と出会ってから王都を奪還するまで」がほぼ一本道のストーリで描かれた。今作は「複数のストーリーが交錯する群像劇」である。舞台の印象は前作とは自ずと違ってくるだろう。

 開幕は8月9日(日)。東京公演の会場は東京建物Brillia HALLである。

 お楽しみに!

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『キングダムⅡ』Weekly

6月22日(月)

 舞台キングダムⅡ -継承-の稽古が始まった。

 2023年の2月から5月にかけて、東京、大阪、福岡、札幌で上演された舞台『キングダム』。今回の『キングダムⅡ-継承-』はその続編である。
 週刊ヤングジャンプ誌で2006年から連載されている“国民的”なコミックの舞台化「第2弾」であり、2023年版の再演ではないので……お間違えのありませんように。

 今回も前作に負けず劣らずの豪華キャストが集まった。ミュージカルでお目にかかることの多い顔ぶれがそろっているのだが、今回もミュージカルではないので……そこもお間違えのありませんように。

 今年は連載から20周年の記念すべき年である。そして映画の最新作『キングダム 魂の決戦』の公開も来月に迫った。

 2026年はキングダムイヤーなのである。

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ミヒャエル・クンツェさん

6月5日(金)

 ミュージカルレベッカの生みの親、脚本と歌詞を書かれたミヒャエル・クンツェさんが昨日と今日、私たちの『レベッカ』をご観劇くださった。昨年の5月、『ダンス オブ ヴァンパイア』をご覧いただいて以来、私は1年ぶりの再会であった。

 今回も色々なお話を(『レベッカ』のことも『レベッカ』以外のことも)聞かせてくださったのだが……

 その中からひとつだけ。今回の『レベッカ』で特に気に入ったのは「ボートハウスの扉の象徴的な使い方」だったそうである。

 演出家冥利に尽きる……とはこのことである(泣きそう)。

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『天使にラブ・ソングを~シスター・アクト~』2026 大千穐楽

5月31日(日)

 3月25日(水)に東京の明治座で開幕した『天使にラブ・ソングを~シスター・アクト~』が愛知県芸術劇場大ホールで大千穐楽(おおせんしゅうらく)を迎えた。

 ご来場くださった皆さん、ご声援くださった皆さん、ありがとうございました! キャスト、オーケストラ、スタッフ……関係者の皆さん、お疲れさまでした! 東京で2回の公演中止という痛恨事もあったが、それでも今日を迎えられたことは本当に嬉しい。関係者の全員にしばしの休息がもたらされますように。

 再演を重ねる間に、私は「この作品から受け取るメッセージ」を以前よりもずっと尊いもののように感じるようになった。

 私が歳を取ったということももちろんあるだろう。日本初演は2014年の午年(うまどし)であるし、涙腺は年々ゆるむ一方だし。だがメッセージが染みるのは歳を取ったせいばかりではないだろう。干支がひと回りする間に、世界の景色はまるで違ってしまった。

 遠くない将来、『シスター・アクト』はきっとまた劇場に戻ってくるだろう。その時世界の景色はどうなっているだろう?

 『シスター・アクト』をご覧くださった皆さんと『シスター・アクト』カンパニーの全員に神の祝福がありますように。そして世界が愛で満ちますように。

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舞台『キングダムⅡ -継承-』 主要キャストとクリエイティブ・チーム発表!

 舞台『キングダムⅡ ―継承-』(8-9月/東京、9月/大阪、10月/福岡)の主要キャストとクリエイティブ・チームが発表された。

 公式サイトへはこちらからどうぞ。

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ミュージカル『レベッカ』 オフィシャルトレイラー公開!

 シアタークリエで上演中のミュージカルレベッカ。オフィシャルトレイラーが公開された。

 こちらからどうぞ。

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『アニー』2026 東京公演千穐楽!

5月11日(月)

 丸美屋食品ミュージカルアニー東京公演が千穐楽を迎えた。

 今日は昼のみの公演で、今日の登板はチーム・モップ。チーム・バケツのみんなは昨日の夜にひと足早く千穐楽であった(トリプルキャストのサンディ役=イエヤスは昨日の昼で千穐楽)。

 ご来場、ご声援くださった皆さん、ありがとうございました。キャスト、オーケストラ、スタッフの皆さん、お疲れさまでした。そして子供たちを支えてくださったご家族やご指導くださった皆さん、『アニー』が続いているのは皆さんのお力添えの賜物です。

 東京公演は無事に終わったが、夏には全国ツアーが待っている。今年は愛媛、大阪、仙台、名古屋へお邪魔する。

 生まれて始めて観たミュージカルが『アニー』でしたと言う声や、子供の時に観て、大人になって子供と一緒に来ましたという声、毎年観るのを楽しみにしていますという声など、様々な声が私の所にも聞こえてくる。

 夏のツアーのスタート地である愛媛では『アニー』は初の上演となる。そもそも四国に初上陸であるらしい。まだ『アニー』に出会っていない皆さんと劇場でお会いできるのを心待ちにしています。

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『レベッカ』ダブルキャスト初日!

5月7日(木)

 ダブルキャストの朝月さんと霧矢さんの初日。これで全キャストが無事に初日を迎えた。

 今日も開演直前の場内は水を打ったような静けさであった。と言うことは「作品が醸し出す雰囲気」がそうさせる……と言うことらしい。いや、そうとも言い切れない。今日初日を迎えるキャストがいることから来る緊張感かも知れない。そもそも聴こえるか聞こえないかの音量で「波音」が流されているからではないのか。きっとそうだ。

 閑話休題。

 今日もカーテンコールはスペシャルで、今日が初日のお2人と海宝さんからご挨拶。
 昨日と言い今日と言い、本編のシリアスさとは180度異なるほほえましいご挨拶の連続で、きっとお客様も暖かい気持ちで劇場を後にされていることだろう。これなら大千穐楽まで毎日誰かにご挨拶してもらった方がいいような気さえする。

 これで『レベッカ』通信はおしまいである。お付き合いくださりありがとうございました。

 新生『レベッカ』は今までのどの上演とも異なる自信作に仕上がった。この作品は是非とも劇場で体験・体感していただきたいと思う。
 東京公演は6月30日(火)までと長丁場だが、チケットは残り少なくなっているようである。ご観劇をご予定の方はお早めにチケットをご用意くださいますように。

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新生『レベッカ』 開幕!

5月6日(水)

 ミュージカルレベッカが東京のシアタークリエで開幕した。7年ぶりの『レベッカ』。新キャスト、そして新演出である。

 5分前のアナウンスが終わると場内は水を打ったような静けさに包まれた。初日の緊張感のせいなのか、作品が醸し出す雰囲気からなのか、あるいはその両方なのか。『アニー』『天使にラブ・ソングを~シスター・アクト~』の開演前がこの静けさでは辛いが、『レベッカ』では悪くない。
 明日以降も今日のように静かなのか、それとももう少しくつろいだ雰囲気に変わるのか? 後者ならそれは「初日の独特な空気感」のせいだったと言うことだろうし、前者なら『レベッカ』だからということになるだろう。どちらになっても問題は何も無いのだが、ちょっと気にはなる。

 そして。

 ご来場くださった皆さんが楽しんでくださったのかどうか。『レベッカ』ではその判断がいささか難しい。上演中に爆発的な拍手と言うものがあまり起こらないからである。
 『レベッカ』はストーリーもシリアスだし、歌い上げるナンバーの内容も明るいものばかりではないので、ナンバーの終わりでも手を叩きにくいのではないか……と想像する。が、もしかしたら「手を叩くに値しない」作品だとお客様が感じているから拍手が少なく感じられるのかもしれない。

 前者であることを演劇の神様に祈るばかりである。

 閑話休題。

 カーテンコールは初日スペシャル。キャストを代表して豊原さん、明日海さん、そして海宝さんからご挨拶。本編の緊張感とは打って変わって和やかなひとときとなった。スタンディングもいただいたし……。

 楽しんでくださっていたのかな?

 明日はダブルキャストのもう1組、朝月希和さんと霧矢大夢さんの初日である。

 楽しんでいただけますように。

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『レベッカ』2026 開幕目前!

5月5日(火)

 舞台稽古3日目。そしてゲネプロ。

 舞台稽古はいつだってスリリングである。限られたリソース(この場合は“持ち時間”や“人手”や“機材”などであるが)でどこまで理想に近づくことができるのか。何をあきらめ何を残すのか……? 考えられる限りの最善を尽くした結果が明日、皆さんにご覧いただく『レベッカ』である。

 上演時間は1幕が1時間20分前後、25分の幕間休憩を挟んで、2幕が1時間前後。これにカーテンコールがついて、全体としては2時間50分~55分……と言った仕上がりになるのではないかと思われる。

 さて。

 明日は初日。ダブルキャストの「わたし」は豊原江理佳さん、「ミセス・ダンヴァース」は明日海りおさんである。

 「緊張してる?」と質問すると「してます」と返してくるキャストが少なからずいる。「今までにないくらい……」と付け足すキャストも少なくない。過去に「わたし」を演じた皆さんもそんなだった。

 でも皆さん、心配はいらない。

 私だって未だに緊張してるのだから。

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『レベッカ』2026通信

5月3日(日)

 シアタークリエで舞台稽古が始まった。

 『レベッカ』の搬入・仕込みは直前の公演である『VOICARION』千穐楽の撤去・搬出を待ってスタートした。大道具の建て込みなど本格的な作業はその翌日から始まり、そののち照明のフォーカス合わせ、照明デザイン、オーケストラのサウンド・チェック……などを進めてきた。

 今日はまずテクニカル・リハーサル。続いてお祓い(おはらい。初日に行うことが多いが今回はこのタイミングで)。そして舞台稽古に入る。

 稽古場と劇場で一番大きく異なるのは、照明や舞台美術、衣裳やヘアメイクなど、稽古場には無かった(あったとしてもごく一部だった)視覚的な要素のすべてがそろうことであろう。もうひとつ、稽古場と大きく異なるのは音の聞こえ方=キャストの周囲の“音”の環境であろう。なので初日までの限られた時間の大半はその部分の調整に費やされることになる。

 劇場入りしてからのタイムテーブルは舞台監督の佐藤博さんが組み立てる。そのタイムテーブルの中で舞台稽古のメニューを組むのは演出助手の役割なのだが、今回は演出補の末永陽一さんが組んでいる。

 開幕まで3日。残り時間は潤沢にあるわけではないが、納得の行く形で開幕の瞬間を迎えたい。

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『レベッカ』2026 Weekly

4月27日(月)

 ピアノでの通し稽古は昨日で終了。今日からはオーケストラと合流し、キャストとの合わせ=オケ合わせである。

 『レベッカ』のオーケストラは11名編成。私たちの『レベッカ』では大劇場版の編成から人数を絞った“シアタークリエ版”のスコアを使用する。そのシアタークリエはオーケストラ・ピットを設営できないので、指揮者とオーケストラは舞台上手(かみて。舞台に向かって右側)の袖中(そでなか)で演奏することになる。指揮はお馴染みの塩田明弘さんである。

 塩田さんとオーケストラの皆さんは午前中にサウンド・チェックを済ませ、そののちキャストと合流して、ものすごい勢いでオケ合わせのメニューを消化してくださった。塩田さんとオーケストラ・メンバーの何人かは昨日まで山形で『ジキル&ハイド』をやっていたはずなのだが……。

 これが神業でなくて何であろう。

 明日はオケ合わせの続き。そののちオケ付き通し稽古の予定。稽古場で過ごすのも残りわずか。最後まで悔いなく過ごしたい。

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『ジキル&ハイド』2026 大千穐楽

4月26日(日)

 3月15日(日)に東京/国際フォーラム ホールCで開幕した『ジキル&ハイド』が山形/やまぎん県民ホールで大千穐楽(おおせんしゅうらく)を迎えた。ご来場、ご声援くださった皆さん、心より御礼申し上げます。キャスト、オーケストラ、スタッフ……全ての公演関係者の皆さん、お疲れさまでした。

 開幕後は『天使にラブ・ソングを~シスター・アクト~』『アニー』、そして『レベッカ』を巡っていたので『ジキル&ハイド』の進化を見届けることができなかった。それが心残りである。それと作品の注目度に比して公演回数が少なかったことも。次はもっとたくさんやりたい(※主催者への個人的な呼びかけです)。

 次があるなら……の話であるが。

 ジキル/ハイド役の佐藤隆紀さんが菊田一夫演劇賞を受賞されたことは先日のブログでも触れた。過去には第31回(2005年度)に鹿賀丈史さん(鹿賀さんは大賞を受賞)とマルシアさんが、第37回(2011年度)に石丸幹ニさんが『ジキルハイド』などの演技で受賞されている。僭越ながら私も第28回(2002年度)に『ジキル&ハイド』などの演出でいただいた。

 柿澤勇人さんも第49回(2023年度)に受賞されているのだが、対象作品は『ジキルハイド』ではなかった。

 さて。

 今までも不死鳥のように蘇ってきた『ジキル&ハイド』である。“次回”もきっとあるだろう(※個人的な願望であり主催者を代表した願望ではありません)。

 と言うことで……

 「また会おうジキル!」

 (2023年の大楽の時もそれだったよね……)

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『アニー』2026 開幕!

4月25日(土)

 丸美屋食品ミュージカル『アニー』が東京・初台の新国立劇場 中劇場で開幕した。昼の部がチーム・バケツの、夜の部がチーム・モップの初日であった。

 昨日も記したが、今日の昼の部で今までの入場者数の累計が200万人を超えた。それを記念して昼の部ではスペシャル・カーテンコールが行われた。
 ウォーバックス役の岡田浩暉さんが「累計入場者数が200万人に達した」ことを客席の皆さんにご報告。そのことを記した記念のボードが舞台に持ち出され、“本日昼の部限り”で特別にカーテンコールの撮影が(写真のみ。動画は不可)許された。

 既にたくさんの写真がSNSなどにUPされている。UPしてくださった皆さん、ありがとうございました!

 『アニー』東京公演は5月11日(月)まで。今年の夏は愛媛、大阪、仙台、そして名古屋に参ります。

 それでは劇場で!

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『アニー』2026 いよいよ開幕!

4月24日(金)

 今日はゲネプロであった。

 アニーは子供たちがダブルキャストなので(それぞれチーム・バケツとチーム・モップと呼ばれている)ゲネプロも2回である。昼はチーム・バケツの、夜はチーム・モップのゲネプロであった。
 昼と夜の間には劇場ロビーで恒例の囲み取材も行われた。その様子はいつものようにネットのニュースや演劇メディアなどが報じてくださっている。

 明日は初日。昼の部はチーム・バケツで12時30分開演、夜の部はチーム・モップで17時開演である。そして初演から41年目となる『アニー』は、明日の昼の部で累計の入場者数が200万人を突破するのだという。200万人の中にはまだ観客だった時の私と家族も含まれている。

 ミュージカル『アニー』は1977年初演のブロードウェイ・ミュージカルである。“子供向けのミュージカル”だと思っている方もいらっしゃるかもしれないが、私は(そして恐らくブロードウェイのクリエイターたちも)そうは思っていない。
 子供が観ても楽しめる、子供たちにぜひ観て欲しいミュージカルではあるが、『アニー』は大人にこそ観て欲しい、そして親子で一緒に観て欲しいミュージカルだと思う。観劇後は親と子で色々な話をして欲しいと思う。

 初演から50年近くが過ぎたというのに『アニー』は昨今の世界情勢と至る所でリンクする。

 この作品を次の世代に渡すことの責任の重さを今まで以上に感じる昨今である。

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第51回 菊田一夫演劇賞

4月23日(木)

 第51回菊田一夫演劇賞の受賞者が発表された。

 受賞者の中には石川禅さんと佐藤隆紀さんがいらっしゃる。禅さんの受賞理由には【『ダンス オブ ヴァンパイア』のアブロンシウス教授役の演技】があり、シュガーさんの受賞理由には【『ジキル&ハイド』のヘンリー・ジキル/エドワード・ハイド役の演技】がある。関係者のひとりとしてこれほど嬉しいことはない。

 受賞者の皆さん、ご受賞おめでとうございます!

 菊田一夫演劇賞についてはこちらをどうぞ。

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『レベッカ』2026 Weekly

4月20日(月)

 全場面にひと通り手を着けたので、この先は通し稽古を重ねて行くことになる。

 シリアスで緊張感が漂う場面も少なくない『レベッカ』だが、稽古場の雰囲気はとてもフレンドリーである。みんなで意見を出し合い、全員で芝居を作っているような感覚で、少なくとも私は居心地がいいし楽しい。

 話は変わる。

 Amazonの購入履歴によると、私は『レベッカ』の原作小説を2006年の7月14日に注文している。つまりその頃には『レベッカ』上演の話が進んでいた……ということだろう。手元にあるのは新潮文庫版なのだが、現在手に入る物とは翻訳が異なる大久保康雄さんの訳である。

 『レベッカ』は、同じミヒャエル・クンツェさん&シルヴェスター・リーヴァイさんの作品である『エリザベート』や『モーツァルト!』などと比べると再演の頻度は高くないかも知れないが、それでも日本初演からもう18年である。息の長い作品の1本に育った……と言っても言い過ぎではないだろう。

 新ヴィジュアルを使用した新しいフライヤーもできあがった。近年ではフライヤーを作らないことも珍しくないのだが、今回は作成された。ふたつ折りのとても雰囲気のあるフライヤーである。

 ぜひお手にとってご覧ください。

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『アニー』2026 Weekly!

4月17日(金)!

 昨日でビアノでの稽古は全て終了。稽古ピアノの安齋麗奈さん、お疲れさまでした!
 今日からオーケストラとの稽古がスタート。指揮の福田光太郎さんとオーケストラの皆さん、どうぞよろしくお願いします!

 そして!

 毎年恒例の“オーディション密着『アニー』特番”の放送が迫った!
 放送日は4月19日(日)。番組の詳細はこちらからどうぞ!

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『レベッカ』2026 Weekly

4月13日(月)

 立ち稽古は2幕の後半まで進み、おぼろげながら『レベッカ』の全体像が見えてきた。ミヒャエル・クンツェさんとシルヴェスター・リーヴァイさんによる濃密な音楽とともに、サスペンスに満ちたロマンティック・ミステリーをお楽しみいただけるのではないかと思う。

 『レベッカ』は、アガサ・クリスティに代表されるような“本格謎解きミステリー”ではないが、それでも謎はあり、どんでん返しもある。なのでストーリーをご存じない方には「予習をせずに」ご観劇されることをお勧めする。すでにストーリーをご存知の皆さんは「あの人があんなところであんな反応を……」を楽しんでいただけたら嬉しい。

 ミステリーは楽しい。アガサ・クリスティは中学時代の私の愛読書であった。劇場でミステリーを観るのも大好きである。

 作るのはものすごく骨が折れるけど。

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『アニー』2026 Weekly

4月10日(金)

 『アニー』は全場面をあたり終えた。この先は通し稽古を重ねることになる。

 アニー役の2人、孤児役の12人、そしてダンスキッズの12人。今年の子供たちも例年に劣らず個性豊かで、接していて思わず笑みがこぼれることも少なくない。子供たちの個性は年ごとにガラリと変わることが多いのだが、今年も今までの子供たちとは結構印象が違っていて……。

 そんな体験ができるのも『アニー』が毎年上演され続けているからこそである。

 アニー役の2人はどの年でも個性が異なることがほとんどなのだが(そもそも同じような印象の子を選ばないように考慮しているし)、今年の下山夏永さんと牧田花さんもその個性はかなり異なっているように思う。
 まだ稽古の中盤なので、ここから初日までにどのような進化を見せるのかそれはまだ分からない。が、今以上に個性的でのびのびとしたアニーになってくれたら嬉しい。

 気がつけば夏のツアー情報も解禁になっている。

 公式サイトのツアー情報へはこちらからどうぞ。

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『レベッカ』2026 Weekly

4月6日(月)

 立ち稽古は2幕に入っている。

 前回、2018~19年の『レベッカ』まで、マキシム・ド・ウィンターを演じていらしたのは山口祐一郎さんである。「わたし」は大塚千弘さん(初演時は大塚ちひろさん)がやはり初演から前回まで務め、前回からはトリプルキャストとなり大塚さんに平野綾さんと桜井玲香さんが加わった。
 ミセス・ダンヴァースはシルビア・グラブさんが初演と再演で演じ、再演からダブルキャストとなってシルビアさんに涼風真世さんが加わり、前回は涼風さんと保坂知寿さんのダブルキャストであった。

 4回目となる今回の『レベッカ』ではその全員がご卒業、主要キャストは一新されることになった。クリエイティブ・チームもステージングの加賀谷一肇さん、舞台美術の伊藤雅子さん、照明の高見和義さんが初参加で、このカンパニーで新しい『レベッカ』に取り組んでいる。

 『天使にラブ・ソングを~シスター・アクト~』『アニー』のように演出を変えずに再演を重ねる作品もあれば、『ジキル&ハイド』『レベッカ』のように新演出を世に問う作品もある。どちらになるのかによって作品作りのポイントや稽古の進め方は当然変わってくるのだが、そのどちらが良いか、或いは優れているか……という話ではもちろんない。どちらのやり方にもそれぞれの良さと価値があると思うのである。

 頭の使い方、神経の張り巡らし方……は、どちらになるかで全く違うのだけれど。

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『アニー』2026 Weekly

4月3日(金)

 立ち稽古が進行中。

 『アニー』『天使にラブ・ソングを~シスター・アクト~』のように10年を超えて繰り返し上演されている作品の場合、稽古をしながら以前の上演時とは異なる感覚になることがある。

 どちらの作品もジャンルはミュージカル・コメディで、どちらの作品にも物語の発端には分断された人々がいて、それが物語の終わりには価値観の違いを乗り越えてひとつになる。
 私たちはもっともっと良い世界を作ることができる。どちらもそんなメッセージが込められたハッピー・エンドのミュージカルである。

 どの作品でも初演のプロダクションを立ち上げる時には、その作品のメッセージをどのようにしてお客様に届けるかを思案しながら取り組む。この2作品でももちろんそうで、そのメッセージは皆さんにお持ち帰りいただけたのではないか、と感じていた。そして世界は少しずつ良い方向に向かう……そう信じていた。

 しかし、現実の世界は10年前には想像もしていなかった様相を見せている。世界は明らかに良くない方向に向かっている。『アニー』『天使にラブ・ソングを~シスター・アクト~』が持つ楽天性を、私自身が楽天的に信じていたことに(特に今年は)気づかされ、同時に、では私たちがやらなければいけないこと何なのか……。そんな感覚になるのである。

 世界が理性と良識を取り戻しますように。

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『レベッカ』2026 Weekly

3月30日(月)

 順調に立ち稽古が進んでいる。

 今回の『レベッカ』は、ウィーンで2022年に上演されたヴァージョンに基づいている。
 2022年のヴァージョンでは台詞やト書きの一部に手が加えられている。譜面も部分的に改訂され、歌詞や楽曲のサイズ、歌われる場面や歌い手が変更になった箇所もある。そして1曲、新曲に差し替えられた楽曲がある。が、改定の程度は「もはや新作」……と言うほど大掛かりなものではない。

 今回のキャストはほとんどが『レベッカ』には初参加である。そのキャストの皆さんと稽古に取り組んでいると、以前の上演とは異なる解釈が生まれてくることが少なからずある。よく知っている……と思っていた台詞や音楽が、今までとは異なる意味合いで聞こえてくることも一度や二度ではない。

 芝居作りは本当に面白い。そして奥が深い。いま稽古している『アニー』でも、先日開幕した『ジキル&ハイド』でも、以前の上演とは違う景色が見える瞬間が何度もあった。

 正解はひとつではないのである。

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上演決定! 『キングダムⅡ -継承-』

 舞台『キングダムⅡ -継承-』の上演が決定した。

 公式Xはこちら

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『アニー』2026 Weekly

3月27日(金)

 丸美屋食品ミュージカルアニーの稽古も始まっている。

 41年目となる今年の『アニー』のトピックは、アニーが大冒険に出るきっかけを作る大富豪=オリバー・ウォーバックス役を岡田浩暉さんが演じることだろう。岡田さんは『アニー』初登場である。

 岡田さんのウォーバックスは、昨年まで幾度となくウォーバックスを演じた藤本隆宏さんとはかなり印象が異なる。どう異なるのかはぜひ劇場でお確かめいただきたいのだが、同じ脚本で同じ台詞を喋っていても「こんなに異なる表現が成立するのだなぁ」と、最初の読み合わせである種の感動を覚えたほどである。

 同じストーリー、同じ台詞なのに……という部分が演劇の面白いところなのだと私は思う。演劇では正解はひとつではなく無限にあるのだ。
 そして「ウォーバックスの印象が異なる」ということが周囲に少なからずハレーションを起こしている。これはいい意味で……なので、今年の『アニー』もどうぞお見逃しなく。

 お知らせがもう一点。昨年実施されて好評を得た「舞台手話通訳付き公演」が今年も実施されることになった。詳細は公式サイトのチケット情報ページをご覧ください。

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ミュージカル『レベッカ』 製作発表

3月26日(木)

 品川プリンスホテルへ。ミュージカル『レベッカ』の製作発表である。

 登壇者は海宝直人さん、豊原江理佳さん、朝月希和さん、明日海りおさん、霧矢大夢さん、それに私である。大抵の場合、製作発表での私の指定席はいちばん端なのだが、今日はそうではなかったのでちょっぴり居心地がよくない。が、それはどうでもいい話である。

 製作発表は“キー・ビジュアル”のお披露目からスタート。ベールの掛けられた大きなパネルの前に海宝さんが進み出てベールを外すと、ミステリアスで美しい今回のキー・ビジュアルが姿を現した。今までは公式サイトも文字情報だけだったのだが、今日からはコレである。

 続いてキャストの皆さん(と私)からご挨拶。それから取材の皆さんとの質疑応答。そしてフォト・セッション……と続いた。
 その様子はいつものように演劇メディアの皆さんが映像や写真を添えてお伝えくださるだろう。私がそれほど大したことを喋っていないことも明らかになるはずである。

 製作発表後は稽古場へ。既に立ち稽古に入っていて、キャストの皆さんやステージングの加賀谷一肇さんとアイデアを出し合いながら、今日も新しい場面を作る。

 それにしても……

 製作発表でアンベール(除幕)するのは流行りなのだろうか? (『エリザベート』でしょ? 『十二国記』でしょ?)

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