『ジキル&ハイド』2026 Weekly

3月9日(月)

 劇場入りしている。東京国際フォーラム ホールCである。

 稽古場ではオーケストラとキャストとの合わせ、そしてオケ付き通し稽古を無事に終え、とても良い形で稽古を打ち上げた。初日まで残り1週間、照明、音響、衣裳、ヘアメイク……の力を借りで、最新、最良の『ジキルハイド』を生み出したい。
 上演時間は今までのヴァージョンと大きくは変わらず、1幕が1時間20分前後、2幕が1時間前後、これに5分程度のカーテンコールがついて2時間50分前後に収まりそうである。幕間休憩は25分の予定である。

 生みの苦しみ、と言うものがある。いつでも、どの作品にもそれは付いて回るのだが、苦しめば苦しんだほど、生み出した後の喜びも大きい。

 最高の初日になりますように。

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『シスター・アクト』『ジキル&ハイド』通信

3月5日(木)

 天使にラブ・ソングを~シスター・アクト~の顔寄せへ。

 田中プロデューサーの進行でキャストとスタッフが紹介される。ご挨拶は東宝の池田専務執行役員、デロリス役の森公美子さんと彩風咲奈さん、演出の鈴木ひがしさん、そして私。私は「この作品の初演以来いちばん大切にしていること」を述べる。それは、この作品の中では「拳銃で撃たれれば人は命を奪われる」と言うことのリアリティである。

 『天使にラブ・ソングを~シスター・アクト~』はミュージカル・コメディなので笑える場面やおっちょこちょいな登場人物が続出する。が、銃口を向けられた人が感じるであろう恐怖がこの物語の発端にあることは、どんなことがあっても忘れずにいたいと思う。

 ジキルハイドはオーケストラとキャストとの合わせ。

 言葉には尽くしがたい興奮と感動。初めて生でこの音楽を聴いた時の情景がまざまざと蘇る。ミュージカルがミュージカルであることの意味がここにある。

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『レベッカ』東京公演 スケジュール決定!!

 ミュージカル『レベッカ』東京公演のスケジュールが決定した。公式サイトへはこちらからどうぞ。

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『ジキル&ハイド』2026 Weekly

3月2日(月)

 1幕、2幕それぞれのおさらいを経て、1回目の通し稽古。

 1月19日のWeeklyでも触れたが、『ジキルハイド』の一番の魅力は音楽の圧倒的な素晴らしさだと思っている。なので演出も、ドラマ部分をスピーディに進めて圧倒的なミュージカル・ナンバーにどう飛び込むか、ミュージカル・ナンバー自体をどう成立させるか……を軸に組み立てられている。
 フランク・ワイルドホーンさんによる楽曲には大曲、難曲も少なくない。振り幅の大きなドラマを引き受けながらそれらの楽曲を歌い踊るキャストの負担はかなりのものだろう。そこが観る人の胸を打つのだが。

 新たな殺人、新たなステージング、新たな舞台美術もいい感じに仕上がってきた。いよいよ稽古場最終週。もうすぐオーケストラの皆さんがやってくる。

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『シスター・アクト』通信

2月26日(木)

 稽古は順調に進んでいる(と思う)。

 今回からガラリと顔触れが変わったのは男性キャストである。主人公のデロリスを執拗に追い詰めるマフィアのボスとその部下の3人が全員ニュー・キャストになった。今までとは印象も大きく変わるだろう。

 デロリスの修道院生活の引き金を引く(文字通り!)マフィアのボス=カーティスを演じるのは松村雄基さんである。

 松村さんは近年では『ムーラン・ルージュ! ザ・ミュージカル』や『フランケンシュタイン』などに出演されているのでミュージカル界隈でもおなじみの俳優さんだと思うが、それ以前にはあまりミュージカルに出演される印象では無かったように思う。が、私が初めてご一緒したのはブロードウェイ・ミュージカルの名作『南太平洋』(1999年/青山劇場)である。松村さんは同作でケーブル中尉をさわやかに演じた。
 その後『春が来た!』(2002年/ル・テアトル銀座、他)と『虹の橋』(2004年/御園座)でもご一緒しているが、こちらはストレートプレイである。今回はそれ以来、22年ぶりの再会なのである。私の外見は当時とはかなり変わったと思うが、松村さんはあの頃と何ひとつ変わらない。

 カーティスの部下の3人を演じるのは岡田亮輔さん、施鐘泰(シ ジョンテ)さん、山崎大輝さんである。それぞれTJ、ジョーイ、パブロを演じる。岡田さんとは『シンデレラストーリー』(2005年/ル・テアトル銀座)や『ローマの休日』(2020年/帝劇)でご一緒しているが、ジョンテさんと山崎さんとは今回が初対面。

 どうぞよろしくお願いします!

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『ジキル&ハイド』2026 Weekly

2月23日(月)

 立ち稽古はラストシーンまでたどり着いた。

 今までのヴァージョンのいいところ(と私たちが感じている部分)と、今までとは異なる新たな魅力(と私たちが感じた部分)の双方を備えた『ジキルハイド』が生まれつつある。

 ジキル/ハイド役の柿澤さんが稽古の合間にボソッと「これはもう新作だな……」とつぶやいたことがあった。今回から新演出になるのだから、それはまあ当然なつぶやきなのだが、別の日にはボソッと「今回は新作なんじゃなかったっけ?」とつぶやいた。

 つまりはそういうことなのである。どちらの柿澤さんも正しい。

 以前、鹿賀丈史さん(日本初演でジキル/ハイドを演じた)が「この役は30代で演じたかった」とおっしゃるのを聞いたことがある。体力も気力も求められるタフな役だ、ということだと思うが、初演時、鹿賀さんは50代に入ったところであった。
 今回のジキル/ハイド役のお2人は当時の鹿賀さんよりひと回りほど下なのだが、経験者である柿澤さんは「体力的にも精神的にも、そして喉もギリギリの状態で千穐楽まで何とか終えて生還した思い出があります」と製作発表で語っていた。

 俳優がギリギリのところで表現に挑む『ジキルハイド』

 観る人の魂を揺さぶらないわけがない。

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『シスター・アクト』通信

2月20日(金)

 天使にラブ・ソングを~シスター・アクト~の稽古場へ。

 『天使にラブ・ソングを~シスター・アクト~』もとても人気の高いミュージカルの1本である。日本初演は2014年6月で、今回で5度目の再演(初演を数えれば6回目)となる。
 主人公の売れない歌手=デロリスを演じるのは初演以来お馴染みの森公美子さんと、今回が初登場となる彩風咲奈さんのダブルキャスト。今までもかなりタイプの異なる2人でダブルキャストが組まれていたのだが、そこも『シスター・アクト』をご覧いただく際の楽しみのひとつだと思う。

 今回は彩風さん以外にも初参加のキャストが少なくないので今までとは印象も結構変わりそう。加えて東京公演は『シスター・アクト』初お目見えの明治座である。今までの帝劇やシアターオーブといった巨大劇場とは自ずと雰囲気も変わってくるだろう。私としてはその辺りも楽しみなのである。

 ご報告としては、現在、私がジキルハイドのリニューアルにも取り組んでいるので、『シスター・アクト』に顔を出す時間が限られる。なので今回は、初演以来演出助手を務めてくださっていた鈴木ひがしさんに演出を引き受けていただいた。

 東京公演の開幕は3月25日(水)。この春、いちばん盛り上がるミュージカルであることを保証する。

 ご期待ください。

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『ジキル&ハイド』2026 Weekly

2月16日(月) 

 立ち稽古は2幕に進んでいる。

 2幕の冒頭にはこの作品のハイライトのひとつであるナンバー「事件、事件」がある。10分近くに及ぶこのナンバーは全部で9つのシーンで構成されていて、謎めいた連続殺人と、繰り返される殺人におののくロンドン市民たちの反応が交互に描写される。こういう場面を作るのは中々に……骨が折れる。

 稽古場には本番用を模した大道具がいくつか入っていて、そのお陰で「本番の舞台上で行われること」を稽古場でシミュレーションすることができている。芝居の手順を根拠を持って判断することができるので、これは大変ありがたい。舞台稽古の効率も上がるだろう。稽古場に入っているのは「××××」や「△△△△△」だが……

 ネタバレになるのでボカしときます。

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『ジキル&ハイド』2026 Weekly

2月9日(月)

 本格的な立ち稽古が始まっている。

 2012年に初演された前回までのヴァージョンは、作り手としては十分に満足の行く仕上がりに到達することのできた数少ない作品の1本であった。その『ジキルハイド』にもう1度別の角度から取り組んでみよ……と言うのが今回である。願ってもない幸せであると同時に、逃げ出してしまいたいような恐怖でもある。が、幸いなことに「恐れを知らない」スタッフ&キャストの皆さんとご一緒なので、今のところは恐怖より幸せが勝っている。

 自分でも面白いと思うのは、「十分にやり切った」と感じていた作品でもまだまだ新たな表現の仕方が見つかることである。そしてその結果、自分の物の見方や感じ方が年月を経る間にアップデートされていることに気づかされたりもする。

 面白いなあ。

 話は変わる。

 『ジキル&ハイド』の中では少なくない登場人物が命を落とすことになる。ご覧いただいたことのある方はご承知だと思うが、同じ命の落とし方をする者はひとりとしていない。その多彩な命の落とし方を初演よりデザインしてくださっているのがアクションの渥美博さんである。

 今日も1人目の命の落とし方について、大勢の大人が顔を突き合わせて何時間も「ああでもない」「こうでもない」と試行錯誤して……。

 この感じが『ジキルハイド』なんだよなぁ。

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『ジキル&ハイド』2026 Weekly

2月2日(月)

 今日は全キャストが参加しての歌稽古。指揮・音楽監督補の塩田明弘さんによる「ワイルドホーンさんの楽曲の特徴と注意点」などのレクチャー付きで1曲1曲を掘り下げる。

 塩田さんは日本における「フランク・ワイルドホーンさん作品」の第一人者である。
 塩田さんとワイルドホーンさんは「フランク」「アキ」と呼び合う間柄で、ワイルドホーンさんからの信頼も厚い。今日の歌稽古でも塩田さんの熱量がやっている内にどんどん上がり、終了予定時刻をややオーバーする事態に。でもそのお陰で音楽のクォリティは確実に上がった。

 ミュージカルナンバーの振り付け/ステージングにも着手している。
 振付の桜木涼介さんは大勢のナンバー(「連れて来て」とか)でも少人数のナンバー(「ありのままの」とか)でも変わることなく、実に手際よく動きを付けて行く。桜木さんによる新たな振付/ステージングのお陰で、聞き慣れたはずのナンバーの新たな魅力に気づかされることもしばしば起こる。四半世紀以上聞いているナンバーなのに。

 明日は1幕前半のハイライト「嘘の仮面」をステージング。新たな「嘘の仮面」が生まれる予感。

 

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『十二国記 ―月の影 影の海―』 大千穐楽

2月1日(日)

 12月9日(火)に東京の日生劇場で幕を開けたミュージカル十二国記 ―月の影 影の海―が愛知の御園座で大千穐楽(おおせんしゅうらく)を迎えた。

 ご観劇、ご声援くださった皆さんに心より御礼申し上げます。そしてカンパニーの皆さん、大千穐楽おめでとうございます。『十二国記 ―月の影 影の海―』はキャスト、オーケストラ、スタッフ……関係者全員の働きで成立した奇跡のようなミュージカルでした。

 各劇場に多くのお客様がご来場くださったことに加えて、配信でご覧くださった方も少なからずいらしたようで、それは本当にありがたい。そうしたことの積み重ねがこの作品の未来に直結するからである。現時点で決まっていることは何もないが、いつかまた皆さんと劇場でお会いできることを願って已まない。

 取り敢えずいま分かっているのは「秋にはBluーrayが発売になる」ということである。今日のカーテンコールの様子……など、特典映像満載のBlu-rayである。

 首を長くして待ちたい。

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全キャスト決定! ミュージカル『レベッカ』

 ミュージカル『レベッカ』の全キャストが発表された。

 公式サイトへはこちらからどうぞ。

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丸美屋食品ミュージカル『アニー』 製作発表

1月27日(火)

 丸美屋食品ミュージカルニーの製作発表が行われた。

 『アニー』についてはもはや説明の必要もないと思われる。が、必要です……という方は、このブログに『アニー』についての10年分の記事が残されているので、右のカテゴリー欄から『アニー』をクリックしてお進みください。

 それはともかく、製作発表は日本テレビの徳島えりかアナウンサーの司会進行で始まった。

 まず主催者を代表して日本テレビの澤執行役員がご挨拶、続いて協賛の丸美屋食品工業の阿部社長がご挨拶。
 続いて私も壇上に登り、『アニー』がブロードウェイで初演される1年前、コネチカット州のグッドスピード・オペラハウスでトライアウトを行ってから今年でちょうど50年になること、それを記念してグッドスピードで今年の秋に『アニー』が上演されること……などを述べた。

 さて、今日の製作発表に登壇したキャストはアニー役の2人=下山夏永さんと牧田花さん、ウォーバックス役の岡田浩暉さん、ハニガン役の須藤理沙さん、グレース役の愛原実花さん、ルースター役の赤名竜乃介さん、リリー役の浜崎香帆さんの7名である。
 それぞれが意気込みや抱負などを語り、アニーの2人による「トゥモロー」の歌唱披露があり、ポスターやフライヤーで使用される今年のヴィジュアルがお披露目されアニーの2人が大興奮、そのヴィジュアルは公式サイトのトップページでご覧いただける。

 今年の製作発表が特別だったのは、サンディ役の3人(匹?)、家康、おこげ、まつりが登壇したことである。その雄姿を含めて、製作発表の様子は公式サイトや演劇紹介サイトなどでご覧いただけるだろう。

 丸美屋食品ミュージカル『アニー』東京公演は初台の新国立劇場 中劇場で4月25日(土)開幕である。お楽しみに!

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『ジキル&ハイド』2026 Weekly

1月26日(月)

 歌稽古が進行中。

 今回の『ジキルハイド』がニュー・プロダクション(新製作。つまり新演出)であることは既報の通りである。新デザインとなる舞台美術を中心に、クリエイティブ・チームとの打ち合わせを昨年より重ねて来た。今までのどのヴァージョンとも異なる新たな『ジキル&ハイド』を生み出したい。

 まだ記していないクリエイティブ・チームの皆さんをご紹介しておくと、美術は大田創(はじめ)さん、照明は高見和義さん、衣裳は小峰リリーさん、ヘアメイクは林みゆきさん、振付は桜木涼介さん、アクションは渥美博さん、音響は山本浩一さん、そして音楽監督補/指揮は塩田明弘さんである。
 大田さん、高見さん、渥美さん、塩田さんは2001年の日本初演以来のメンバーで(もう四半世紀以上のお付き合い!?)、山本さんは2012年のリニューアルから、林さんはその再演の2016年から、桜木さんは今回からの参加となる。リリーさんも初演からのメンバーであるが、残念ながら2017年に亡くなった。

 プリンシパル・キャストとアンサンブルも続投キャストとニュー・キャストの混成である。前回出演していて今回から役が変わる……という人もいる。

 東京公演は既にチケット入手が困難であるらしいが、ひとりでも多くの方に新生『ジキル&ハイド』を目撃していただけたら嬉しい。

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『ジキル&ハイド』2026 Weekly

1月19日(月)

 ミュージカルジキルハイドの稽古が始まっている。

 日本では9度目の上演となる『ジキル&ハイド』であるが、今回の上演から新演出となる。
 2001年初演の「鹿賀丈史さんがタイトルロールを演じた」ヴァージョン、2012年初演の「石丸幹二さんがタイトルロールを引き継いだ」ヴァージョンに続く、3ヴァージョン目の『ジキル&ハイド』である。

 現在は歌稽古が進行中。『ジキル&ハイド』の一番の魅力は何と言っても「音楽の圧倒的な素晴らしさ」だと思うのだが、なので稽古でもまずは入念に歌をさらうことになる。

 音楽監督は日本初演の立ち上げからご一緒している甲斐正人さん。甲斐さんは各キャストの歌稽古1回目には必ず顔を出し、作品のことや楽曲のこと、キャラクターのことや技術的なこと、そして心構え……など、キャストに様々な話をされる。傍から見ていても甲斐さんのこの作品に対する思い入れの強さが伝わってくる。

 声楽監督はちあきしんさんで、丁寧で的を射たアドヴァイスがキャストの歌を着実に進化させている。キャストの皆さんもこの作品にはそれなりの覚悟を以て参加されているように感じるのだが、そういうひとりひとりの「熱量」のようなものが『ジキル&ハイド』を特別な作品にしているように思う。

 東京公演の初日は3月15日(日)。それまでのふた月、どうぞよろしくお付き合いください。

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松井るみさん 読売演劇大賞 優秀スタッフ賞受賞!

 松井るみさんが『十二国記 ―月の影 影の海―』のデザイン・ディレクションで第33回読売演劇大賞の優秀スタッフ賞に選ばれた。

 おめでとうございます!

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ミュージカル『ジキル&ハイド』 製作発表

1月12日(月)

 ミュージカルジキルハイドの製作発表へ。

 『ジキルハイド』は私の演出作品の中で最も長きに渡って、そして最も繰り返し上演されてきた作品である。

 日本初演は2001年11月で、タイトルロールのジキル/ハイドを演じたのは鹿賀丈史さんであった。鹿賀さんの『ジキルハイド』は瞬く間に評判となり、2003年、2005年、2007年と再演を重ねた。
 鹿賀さんを引き継いだのは石丸幹二さんである。石丸さんの初演は2012年3月で、この時から舞台美術、照明やステージングなど演出が一新された。このヴァージョンは2016年、2018年、2023年に再演され、2023年の公演ではジキル/ハイド役が初めてダブルキャストとなった。3人目のジキル/ハイド役は柿澤勇人さんであった。

 その柿澤さんの2度目の登板となるのが今回の公演である。ダブルキャストのジキル/ハイド役には新たに佐藤隆紀さんが加わり、14年ぶりに演出も一新される。3ヴァージョン目の『ジキルハイド』の誕生である。

 今日の製作発表には柿澤さん、佐藤さんのほか、ルーシー役の真彩希帆さんと和希そらさん、エマ役のDream Amiさんと唯月ふうかさん、そして私が登壇した。柿澤さん、真彩さん、Amiさんは続投で、佐藤さん、和希さん、唯月さんは新キャストである。
 時間となって7人がステージに登場し、まずはフォト・セッション。フォト・セッションは製作発表の後半に行なわれることが多いのだが、今日は真彩さんのご都合があって冒頭で。フォト・セッションを終えてすぐに真彩さんからコメントを頂き、ここで真彩さんはご退出。お疲れさまでした。

 その後は残った6人で取材の皆さんと質疑応答。今日はマスコミの皆さんの他に抽選で選ばれたオーディエンスの皆さんも参加してくださっていた。質疑応答の内容などは演劇情報サイトや芸能ニュースサイトなどで取り上げてくださるだろうと思われるので、そちらにお目通しいただければ幸いである。

 製作発表の最後は歌唱披露。柿澤さんと佐藤さんが『ジキルハイド』の代表的なナンバーである「時が来た」を熱唱した。お2人ともすばらしい歌声で、本格的な稽古に入るのが益々楽しみになった。

 ミュージカル『ジキルハイド』は3月15日(日)に東京国際フォーラム ホールCで開幕し、その後は大阪、福岡、愛知、山形へ参ります。

 ご期待ください。

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ミュージカル『十二国記 ―月の影 影の海―』 Blu-rayの詳細決定

 ただいま上演中のミュージカル十二国記 ―月の影 影の海―のBlu-ray(今秋発売の予定)の詳細が決定した。

 こちらからどうぞ。

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丸美屋食品ミュージカル『アニー』2026!

 丸美屋食品ミュージカル『アニー』2026年公演の詳細が発表された。

 こちら、そしてこちら、更にこちらをどうぞ。

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ミュージカル『十二国記 ―月の影 影の海―』 公演中止に伴う払い戻しのお知らせ

 公演中止となったミュージカル『十二国記 ―月の影 影の海―』<12月26日13時の回>の払い戻しについてのお知らせが届きました。

 こちらからご覧いただけます。

 該当されるチケットをお持ちの皆さんにはご面倒をおかけいたします。
 心よりお詫び申し上げます。

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『十二国記 ―月の影 影の海―』ツアー開幕!

1月6日(火)

 というわけで博多座に来ている。

 ミュージカル十二国記 ―月の影 影の海―福岡公演が本日開幕、2月1日まで続くツアーが順調にスタートを切った。ダブルキャストの楽俊は牧島輝さんであった。

 芝居と言うものは、劇場が変われば客席での感じ方、受け取り方も変わってくる。東京の日生劇場は客席天井や壁面の造形が独特で、この作品にはぴったりであったと思う。
 博多座の印象は日生劇場とは随分と異なる。が、観やすく、音響の特性もよく考えられている劇場だと思う。客席と舞台の距離もキャパシティの割には遠さを感じにくく……日生劇場とはまた違った観劇体験をしていただけるだろう(2幕後半の舞台美術の納まり具合がしっくりくる……ように私は感じる)。

 博多座での公演は1月11日まで続き、その後17日~20日は大阪/梅田芸術劇場メインホール、28日~2月1日は最終地、愛知/御園座での上演である。

 大千穐楽(おおせんしゅうらく)まで、引き続きどうぞよろしくお願いいたします。

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2026年の予定(山田和也演出作品)

十二国記 ー月の影 影の海ー
 1月6日~11日 福岡/博多座 【公演終了】
 1月17日~20日 大阪/梅田芸術劇場 メインホール 【公演終了】
 1月28日~2月1日 愛知/御園座 【公演終了】

ジキル&ハイド
 3月15日~29日 東京/東京国際フォーラム ホールC
 4月3日~6日 大阪/梅田芸術劇場 メインホール
 4月11日・12日 福岡/福岡市民ホール 大ホール
 4月18日・19日 愛知/愛知県芸術劇場 大ホール
 4月25日・26日 山形/やまぎん県民ホール

天使にラブ・ソングを~シスター・アクト~
 3月25日~4月21日 東京/明治座
 5月5日~7日 大阪/梅田芸術劇場 メインホール
 5月15日・16日 長野/サントミューゼ 大ホール
 5月23日・24日 宮城/仙台銀行ホール イズミティ21 大ホール
 5月29日~31日 愛知/愛知県芸術劇場 大ホール

丸美屋食品ミュージカルアニー
 4月25日~5月11日 東京/新国立劇場 中劇場

レベッカ
 5月~6月 東京/シアタークリエ
 7月 福岡/博多座
 7月 大阪/梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティ
 7月 愛知/御園座
 8月 東京/シアター1010

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『十二国記 ―月の影 影の海―』東京千穐楽

12月29日(月)

 12月9日に開幕したミュージカル十二国記 ―月の影 影の海―東京公演が千穐楽を迎えた。

 公演半ばで体調不良により休演者が出たり、12月26日の昼公演が中止となったり……無事にと言うわけには行かなかった。中止となった公演のご観劇を予定されていらした皆さんにはお詫びのしようもない。

 公演の続行に全力を尽くしてくださった関係者の全員には心の底から感謝したい。ショー・ビジネスの世界には古くから“SHOW MUST GO ON”という言い習わしがあるが、それは口で言うほど生易しいことではないはずだからである。
 そして誰よりも歯痒く悔しい思いをしたのは休演となった本人だっただろう。私はそのことを忘れずにいたい。

 この後『十二国記 ―月の影 影の海―』カンパニーは福岡/博多座へ向かう。その後は大阪/梅田芸術劇場メインホール、愛知/御園座へ。大千穐楽を迎えるまで、ここから先はどうかどうか無事でありますように。

 さて。

 今年は帝劇のクロージング・コンサートTHE BEST/New HISTORY COMINGに始まり(あれは今年……だったのか)、石川禅さんのソロ・コンサートライフ・イズ・ミュージカル、40年目を迎えたアニー、6年ぶりのダンス オブ ヴァンパイア、そして新作オリジナル・ミュージカル『十二国記 -月の影 影の海-』と、大変充実した1年であった。

 来年も充実した1年となりますように。皆さま、どうぞ良いお年をお迎えください。

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ミュージカル『レベッカ』続報!

 ミュージカル『レベッカ』の続報が届いた。

 こちらからどうぞ。

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『Annie クリスマス コンサート』2025

12月20日(土)

 毎年恒例のAnnie クリスマ スコンサートへ。今年の会場は昭和女子大学 人見記念講堂である。

 今回も例年通り、今年のアニー2人と去年のアニー2人(合わせて4人)、今年の孤児たちとダンスキッズが登場した。加えて今回はダンスキッズの先輩たちで結成されたスペシャルダンサーズも登場、ステージに花を添えた。大人キャストは藤本隆宏さん(ウォーバックス役でお馴染み)とマルシアさん(ハニガン役を5回)であった。

 上演時間約80分ほどのコンパクトなコンサートであるが、ちゃんとオーケストラの演奏もあって中身は本格的である。構成・演出は小川美也子さん、振付は小山みゆきさん、音楽監督は小澤時史さん、歌唱指導は青木さおりさんで、私は毎年いち観客である。

 コンサートの最後に翌年のアニー2人が紹介されるのも恒例で、2026年のアニー……まだ初々しい下山夏永さん(チームバケツ)と牧田花さん(チームモップ)がステージに上がった。
 思えば今年のアニー2人(丸山果里菜さんと小野希子さん)も去年のアニー2人(岡田悠李さんと絢田祐生さん)も今日のようにクリスマス コンサートで紹介されたのだ。みんな初々しかったなぁ……。

 終演後は楽屋へ。今年のアニーや孤児たちは4か月ちょっとでの再会なのでほとんど印象も変わらない。が、去年のアニー2人は1年ぶりの再会なので……心なしか大人になったように感じた。お久しぶりのマルシアさんは全然変わっていないのに。

 2026年の丸美屋食品ミュージカル『アニー』は4月25日(土)~5月11日(月)の日程で、お馴染みの新国立劇場 中劇場で上演の予定である。

 来年の『アニー』もどうぞよろしくお願いいたします。

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LIVE配信に続いてBlu-ray発売決定! 『十二国記 ―月の影 影の海―』

 東京/日生劇場で上演中のミュージカル十二国記 ―月の影 影の海―
 アーカイブ付きLIVE配信に続いてBlu-rayの発売が決定した。

 詳細は後日の発表をお待ちいただきたいのだが、特典映像が……あったら嬉しいなあ。

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萩尾望都さんからコメントが 『十二国記 ―月の影 影の海―』

 『ポーの一族』『11人いる』『トーマの心臓』などを著された萩尾望都さんがミュージカル『十二国記 ―月の影 影の海―』の初日をご観劇くださり、コメントを寄せてくださった。

 こちらからどうぞ。

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配信決定! ミュージカル『十二国記 -月の影 影の海-』


12月12日(金)

 12月12日は十二国記の日。

 世の中が『十二国記』7年ぶりの新刊刊行決定!の報せに沸き立つ中、日生劇場では昼の部、夜の部共にスペシャル・カーテンコールが行われた。どの辺りがスペシャルだったのかと言うと、まずミュージカル本編には登場しない中嶋陽子の新たな衣裳がお披露目された。

 通常のカーテンコールの後、山田章博さんの描く陽子のイラスト(『「十二国記」画集〈第一集〉久遠の庭』の表紙になっている)が舞台の背後に大きく映し出され、そのイラストを立体化した新衣裳を纏った柚香さんが登場、キャスト一同を舞台に呼び込む。そして、昼の部では加藤梨里香さん、太田基裕さん、玉城裕規さん、相葉裕樹さん、柚香さんが、夜の部では加藤さん、原田真絢さん、章平さん、牧島輝さん、柚香さんがご挨拶。
 ご挨拶に続いて「ミュージカル『十二国記 —月の影 影の海—』配信決定!」の発表が。騒然となった場内にキャノン砲が放たれ色鮮やかなメタルテープが舞った。

 話は変わる。

 原作小説を未読の方から「あらすじや人間関係、十二国記特有の用語……など、観劇前の予習は必要ですか?」 と尋ねられることがあるのだが、私は「その必要はない」と思っている。物語の主人公である中嶋陽子も「何の予備知識もなしで十二国へ連れ去られた」からである(個人の感想です)。

 今いる場所がどこなのか分からない。目の前の人が誰なのかもわからない。自分がなぜ疎まれるのか、どこに向かえばいいのかもわからない。が、言葉は通じ、時々こちらの世界のことを教えてくれる人が現れる。が、耳で聞いただけでは字面も浮かばず、言葉の意味もわからない……。

 「知らない」「分からない」状態が陽子を不安にし孤独にもし恐怖を呼び起こす。反対に十二国の世界を少しずつ知って行くことが陽子を安心させ好奇心も少しずつ蘇る。

 私は「劇場でお客様にも陽子と同じ体験をしてもらいたい」と願ってこのミュージカルに取り組んだ。原作の小説が「陽子の一人称で書かれている」ことは『十二国記』では何よりも大切にしなければならないルールだと考えたからである(個人の感想です)。

 物語の終盤になっても陽子は「……私は何ひとつ理解できないままここに連れてこられました。私はただ、死にたくなくて。元の世界に帰りたくて……」と言っている。

 私たちの日常では便利なものや安心がすぐ手の届くところにある。でも時にはそれらを頼らずに……ガイドブックを持たない、添乗員さんに頼らない旅に出てみる必要があるように思う。

 少ない手がかりから全体を想像する。それこそが演劇の醍醐味であろう。『十二国記 ―月の影 影の海―』はそういうミュージカルなのである。

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ダブルキャスト初日 『十二国記』通信

12月10日(水)

 公演2日目。今日から2回公演で、昼の部はダブルキャストの牧島輝さんの初日である。

 牧島さんはとても落ち着いて、実に楽しそうに舞台に登場した。私も客席で安心して観ていたのだが、終演後に話を聞くと本当はとても緊張していたらしい。もしそうだったとしても、とても良い初日だったのではないかと思う。周りのキャストものびのびと演じていたし、客席の緊張感も昨日と比べるとずいぶん和らいだように感じた。

 クリエイティブチームも製作チームも仕上がりには手応えを感じていて、ご覧いただいたお客様の反応も悪くはないようなので私は胸を撫で下ろしている。今だから白状するが、『十二国記 ―月の影 影の海―』は私の演出家人生の中で最も困難に感じた作品であった。

 これで『十二国記』通信はおしまいである。ご愛読いただきありがとうございました。

 ミュージカル十二国記 ―月の影 影の海―東京公演は12月29日(月)まで。その後、福岡/博多座、大阪/梅田芸術劇場メインホール、愛知/御園座に参ります。

 既にチケットの入手が困難になっているようである。ひとりでも多くの皆さんにご覧いただけますように。

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初日 『十二国記』通信

12月9日(火)

 2回目のゲネプロを済ませ、夜はいよいよ初日。たくさんのお客様がご来場くださった。

 定刻になりオーケストラのチューニングが始まると満席の場内は水を打ったように静まり返る。
 暗闇から水滴の音が聞こえ、舞台にひとりの女の子が現れる。やがて……。

 すばらしい初日だった……ように思う。少なくとも私は満足である。
 幕が下りるや否や楽屋廊下で初日の乾杯。お互いの健闘を称え合う。が、日生劇場は22時完全退館なので、感慨に耽る間もなくあっと言う間に散会。

 私がこの企画に参加してからでも3年ほど経っていて、その間にも様々な紆余曲折があったので、こうして無事に初日の幕が下りたことは感無量である。色々な思いも込み上げてくるのだが、明日は早速2回公演。昼は楽俊のダブルキャスト=牧島輝さんの初日である(今日の楽俊は太田基裕さん)。

 気を引き締めて2日目に臨もう……と思う。
 

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