『アニー』2021通信

4月17日(土)

 カラオケ付き通し稽古3回目。

 今年の“『アニー』スペシャル・ヴァージョン”は、始まってしまえば90分ほどで終わるので、稽古時間が貴重な今期は何かとありがたい。通し稽古を行ってもその前後に抜き稽古を組む余地があるので、このタイミングでもまだブラッシュ・アップが可能である。

 ところで「シューイチ×ミュージカル アニー イチから分かるアニースペシャル!」はご覧いただけたであろうか? 見逃してしまったあなた。4月19日(月)の深夜1時59分から再放送があります。

 今度こそ、お見逃しなく! 

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『アニー』2021通信

4月16日(金)

 “『アニー』特番”ことシューイチ×ミュージカル アニー イチから分かるアニースペシャル!の放送が明日に迫った。関東ローカルではあるが14時~14時55分、日本テレビにて、である。どうぞお見逃しなく!
 ……と言っても私も番組を見たわけではない。なので、どんな内容になっているのか分からないでお薦めしている。そもそも、その時刻は稽古中なのでオンエアを見られない。録画して、帰宅してから見ることにします。

 お知らせをもうひとつ。

 『アニー』のことをもう5年以上にわたって追いかけてくださっているインターネットの情報メディア「SPICE/スパイス」さんが新たな記事をUPしてくださった。
 前編と後編に分かれた力の入った記事で、前編が私の、後編が今年のアニー役/荒井美虹さんと徳山しずくさんのインタビューてある。(前編はこちらから、後編はこちらからどうぞ)

 稽古は、まず芝居部分の抜き稽古。昨日の通し稽古で“もったいない”と感じた個所を微調整。そののち、昨日とチームを変えて2回目の“カラオケ付き通し稽古”。

 残すところ稽古場もあと2日である。

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演出実習Ⅰ そして『アニー』2021通信

4月15日(木)

 午前中は日大芸術学部へ。新年度の授業が始まった。

 私は今年度から新たに「演出実習Ⅰ」という授業を受け持つ。日大芸術学部演劇学科では昨年度“コース”の統廃合があった。それによって新たに誕生した“舞台構想コース”。その2年生のための授業である。“演出”という実態のよくわからない仕事の実態を何とかして伝えよう……と私が悪戦苦闘するのがその内容である。

 未来の演出家がここから巣立ってくれたらいいなぁ。

 午後は『アニー』の稽古場へ。通し稽古である。

 本来であれば“オケ付き通し稽古”のタイミングであるが、今回はもちろんカラオケである。
 稽古場に生のオーケストラが“いる”のと“いない”のとでは、臨場感にそれはもう天と地ほどの違いがある。それは当たり前である。

 が、丁寧に演奏された録音は、ひとたびドラマに引き込まれてしまえば録音であることを忘れるような自然さである。芝居もいい感じに仕上がってきた。

 劇場入りが楽しみになってきた。

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『アニー』2021通信

4月14日(水)

 カラオケ合わせの2日目。昨日とは別のチームで。

 ところで、公式ページに“『アニー』公演開催に関する重要なお知らせ”が掲載されている。
 とても大切なお知らせとお願いが記されているので――ちょっと長いのですが――どうぞご一読ください(こちらからどうぞ)。

 そして公式ページでもう1つ、今週末に迫った『アニー』特番についてのニュースも掲載されている。

 こちらからどうぞ。

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『アニー』2021通信

4月13日(火)

 オケ合わせ……ならぬカラオケ合わせ。

 先日録音したオーケストラの演奏がトラックダウンを終えて届けられた。なので通常のミュージカルで行われる“オケ合わせ”(オーケストラとキャストとの合わせ)のように「音楽が鳴っている部分」だけを抜き出して合わせる。

 通常のオケ合わせは「キャストの皆さんと指揮者、そしてオーケストラの皆さんとで息を合わせるように」して進めて行くのだが、カラオケ合わせでは当然のことながら「お互いに」という要素は無く、キャストの皆さんがカラオケに合わせて行く作業となる。と言っても、演奏は「芝居の流れにフィットする」ように十分に配慮して録音されているのであるが。

 しかし、たとえ録音になっても“オーケストラの演奏”はやはり良いものである。稽古場の空気も一段と華やいだ。

 オーケストラ・メンバーひとりひとりの愛情が籠もった演奏をどうぞ聞きにいらしてください。

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『アニー』2021通信

4月11日(日)

 昨日と別のチームでおさらい。

 昨日と今日のおさらいで、今年だけの“スペシャル1幕ヴァージョン”もようやく形になってきた。今までのヴァージョンをよくご存じの方には“今までとの違い”も楽しんでいただけるのではないかと思う。もちろん、今年初めてご覧になる方にも十分に楽しんでいただける『アニー』である。

 話は変わるが、ダンスキッズのキャスト・ローテーションが発表になっている。

 ダンスキッズは本来なら“チーム・バケツ”と“チーム・モップ”のダブル・キャストで交互出演することになっていた。しかし、新型コロナの感染リスクを下げるために稽古場と舞台上・舞台裏の人数を制限することが決まり、キッズも「1公演に2人」が登場することに変更された。そのローテーション表である。

 色々な部分が“本来ではない”形となっている今年の『アニー』。残念な気持ちが全くない……と言えば嘘になる。が、それでも今年『アニー』を開催できることの喜びが残念な気持ちを遥かに上回る。

 今年だけの『アニー』のために全力で取り組んでいる子供たちにどうぞ温かいご声援を(大人たちにも)

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『アニー』2021通信

4月10日(土)

 毎年恒例の『アニー』特番の放送が1週間後に迫った。関東圏では4月17日の14時~14時55分の予定で、番組タイトルは「シューイチ×ミュージカル アニー イチから分かるアニー スペシャル」である。

 かつての特番は“過酷なオーディション”に密着し、アニー役と孤児役の子供たちが選ばれるまでをドキュメンタリー・タッチで追いかける……と言った内容であったように思う。近年はドキュメンタリー色が薄まり、ご家族でご覧いただける情報番組寄りの作りであることが多い。今年の特番はどうであろうか?

 さて。

 稽古は全場面をおさらい。先日の粗通しで見つかった課題を1場面ずつ整理し、稽古場最終週の(粗くない)通し稽古に備える。

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『アニー』2021通信

4月9日(金)

 サウンドインスタジオへ。オーケストラの録音。

 このスタジオはいつ以来だろう?(佐橋さんによれば舞台フラガールの録音がここだったそうである。あれは深夜までかかる中々大変な録音だった) 近年はミュージカルの仕事が圧倒的に多いので“スタジオでの音楽録音”自体がかなり久しぶりである。

 今日は2人の音楽監督が顔を合わせた。2017年から昨年までの音楽監督=佐橋さんと、今年からの音楽監督=小澤さんである。
 今日の録音の基となっているスコアは佐橋さんの手によるもので、今年のスぺシャルのためにそのスコアに手を入れてくださったのは小澤さんである。なので、今日はお2人に立ち会っていただくことになった。今日が初対面だという2人の音楽監督による(恐らくは)最初で最後の共同作業である。
 指揮は本公演も振ってくださっていた福田光太郎さん。オーケストラのメンバーも本公演でオーケストラ・ピットに乗ってくださっていた皆さんが大半である。

 昨春の“大型イベントに対する政府の自粛要請”以来、演劇界はその影響を大きく受けてきた。その演劇界以上に深刻な影響を受けているのが演奏家の皆さんだと思う。音楽イベントやライブ自体の数が大きく減っているだけでなく、今まで生演奏であったミュージカルなどが、大事をとって録音を使用するようなケースが(今年の『アニー』がそうであるように)少なからずあるのである。

 ここへきてまた国内の感染者数が増加に転じていることは大いに気掛かりである。が、一方で希望も見え始めている。宝塚歌劇団さんも本拠地=宝塚での公演でオーケストラによる生演奏を再開した。

 どうか音楽に携わる皆さんの生活が1日も早く元通りに(或いは“元以上”に)なりますように。

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『アニー』2021通信

4月8日(木)

 今朝の『ZIP!』はご覧いただけたであろうか。

 アニー役の新井美虹さんと徳山しずくさんは、まだ空の暗い時刻からスタジオに向かったらしい。
 オンエアでは2人で「トゥモロー」を歌った後、司会の水卜麻美アナウンサーから「2人はこのあと学校に行くんですよね」と労われていた(まだ7時前である)。そして学校のあとは稽古である。

 昨日とは別のチームで粗通し。

 初日までまだ2週間以上あるこのタイミングに粗通しを行っているのは、今年の『アニー』が生演奏ではないからである。生演奏ではないと言うことは、当然であるが演奏は録音である。

 ミュージカルでは“音楽のテンポ”が一定であることはほとんどない。ドラマの状況や登場人物の気持ちなどと連動してだんだんゆっくりになったり、逆にどんどん早くなったり、間奏の間の台詞が終わるのを待って次の歌に飛び込んだり、キャストのアクションと同時に音楽が鳴ったり……ほとんどの楽曲で何らかの仕掛けが施されている。

 生演奏であれば、それらの仕掛けに臨機応変に対応することは困難なことではない。が、録音された演奏では臨機応変と言うわけにはいかない。なので、せめて音楽録音までに稽古をひと通り済ませて、本番により近いデータを収集して音楽録音に臨みたい、と言う事で稽古を急いでいたのであった。

 と言うわけで明日は音楽録音。

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『アニー』2021通信

4月7日(水)

 粗通し。

 初の“通し”は、ここまで急ぎ足で稽古してきたにもかかわらず好印象であった。もちろん、まだまだ“粗い”が。
 通してみるとよりハッキリするのだが、今年だけのスペシャル1幕版『アニー』は小気味良いくらい物語がサクサク進む。台本の段階で分かっていたことではあるのだが、これはこれで楽しい。

 話は変わってお知らせ。

 明日の『ZIP!!』(日本テレビ系列で朝5時50分~8時放送)にアニー役の2人が生出演だそうである。登場するのは6時45分くらいらしいので、どうぞお見逃しなく!

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『アニー』2021通信

4月5日(月)

 私が演出を担当するようになった2017年から『アニー』の音楽監督はずっと佐橋俊彦さんが勤めてくださっていた。今年から小澤時史さんがその任に就かれた。

 佐橋さんは『アニー』以外のお仕事のことなどもあって昨年を最後に勇退されることを決められた。後任として小澤さんのお名前が挙がり、昨年の『アニー』上演を通して佐橋さんから小澤さんへの引継ぎを進めよう……と言うことになっていた。が、昨年は全公演が中止。引き継ぎの作業も幻となった。

 今年の稽古は小澤さんの監督の下で進行している。図らずも今年は“音楽の扱い”を今までと大きく変える必要が生じている。ひとつは部分カット/或いは丸々カットとなる楽曲がある事。もうひとつはオーケストラの演奏が録音になることである。その両方の作業に着任早々ご尽力いただいている。
 今年の本公演以前にも、昨年のクリスマス・シーズンに公開された「『アニー』スペシャル・クリスマス・パーティ―」で音楽監督と編曲に腕を振るってくださった。

 来年の『アニー』が通常通りの公演体制に戻ることができたら、佐橋アニーと小澤アニーの音楽の違いをゆっくりと味わいたい。

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『アニー』2021通信

4月4日(日)

 子供たちは元気に稽古に取り組んでいる。稽古の合間の飲食が(水分補給を除いておやつなどは)認められないので、それがちょっとかわいそうではあるが。

 本来の公演から1年を経た子供たちは、大きくなっているかと言えば確かに大きくなっている。

 稽古初日に子供たちだけを見た時は「昨年とほとんど変わらないんじゃないか」と感じたのだが、そうではないことはすぐに明らかになった。ファースト・シーンの稽古で孤児院の子供用ベッドに横になってみると、ほとんど全員の足がベッドからはみ出した。
 衣裳合わせで衣裳を着用すれば全員が“つんつるてん”である。そもそもが孤児たちなので「洋服のサイズが合っていない」ことには何の問題もないのだが。

 単に身長だけが伸びているのではなくて、何というか……全員がちょっぴり大人っぽい雰囲気を醸し出しているように感じる。

 今年だけのスペシャルな「少し大人っぽいアニーと孤児たち」をどうぞお楽しみに。

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『アニー』2021通信

4月3日(土)

 先日、和菓子の大福をいただく機会があった。餡子と共に旬のフルーツが入っているフルーツ大福である。チーム・バケツのアニー役=荒井美虹さんお薦めのスイーツであるらしい。

 お店の公式サイトによれば、みかん、グリーンキウイ、パイン、マスクメロン、シャインマスカット、大粒イチゴなどの大福があるようだ。毎朝、皮をむいたフルーツで作っていて、作り溜めはしないので早めに食べた方がいいとも書かれている。私がいただいたのはみかんとグリーンキウイであった。

 私はスイーツ類は嫌いな方ではない。稽古が白熱すると糖分が欲しくなるくらいである。が、いま現在は稽古中に自由にものを食べることが禁じられているので必要だと感じるタイミングで糖分補給をすることができない。

 常時マスクを着用するようになって“表情が見えること”のありがたさや便利さを実感するのだが、ちょっとしたおやつも、それが禁じられて初めて“それが創作にどれほど貢献していたのか”を思い知るのであった。

 皆さんの“お薦めスイーツ情報”募集中。

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『アニー』2021通信

4月2日(金)

 今日で全ての場面に手を着けた。

 今年は“1幕/90分”の短縮版での上演となることは今までに記した通りである。が、例年のヴァージョンを単に“切り貼り”すれば今年のヴァージョンができあがる……と言うほど簡単なことでもない。キャストの皆さんもスタッフの皆さんも、四苦八苦しながら“今年だけのスペシャル・ヴァージョン”に生命を吹き込もうと稽古に取り組んでいる(僭越ながら私も)。

 そんな『アニー』の稽古中の様子を垣間見ることができるのが毎年恒例となっている“アニー特番”であろう。

 『アニー』の特番(特別番組)は毎年、開幕の数週間前に放送されている。関東圏なら日本テレビさん系列で4月のどこかで、夏の全国公演ではそれぞれの開催地方のテレビ局で、やはり開幕の少し前にオンエアされることになる。既に今年も稽古場にカメラが潜入している。

 この特番は毎年“日本テレビさんのレギュラー情報番組”のどれかが担当してくださって制作されている。今年担当してくださる番組は……

 どうぞお楽しみに。

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『アニー』2021通信

4月1日(木)

 1年前の今日のブログは「近況報告」と題した記事である。2019年末からその日に至るまでの事をごく簡単に記しているのだが、2020年の『アニー』のことにも触れている。それから1週間も経たない内に2020年の『アニー』東京公演は中止と決まった(1年前の今日のブログはこちら)。

 今年は――幸いなことに――今のところは開催に向けて稽古も準備も無事に進行している。昨年の今頃は(イベントの中止要請や学校の休校要請などもあって)今よりも遥かに不安な精神状態の中で稽古に取り組んでいたと思う(直後に緊急事態宣言も発出された)。それに比べると今年は、少なくとも精神的には格段に健全である。

 昨年との一番大きな違いは「どうすれば感染のリスクを下げられるのか」がある程度分かっていること、それと定期的なPCR検査で「自分たちが陰性であるらしい」ことを知っていることである。昨年の今頃はしきりに「ニュー・ノーマル(新しい生活様式)」と言う言葉が使われていた。最近はあまり聞かなくなったが、今の私たちの生活はまさにニュー・ノーマルであろう。

 日本の感染者数が海外の状況の厳しい国々と比べて少ないのは国民の大半がニュー・ノーマルな生活に移行し、それを粛々と守っているからではないかと思う。実際には十分に気を付けていても感染は起こり得るので「ニュー・ノーマルに暮らしていれば大丈夫」と言うつもりはないのだが、最近の街中や報道を見る限り「ニュー・ノーマルに移行できなかった人たち」が目立っているように思え、それが残念でならない。

 もうしばらくはニュー・ノーマルで行きましょう。

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『アニー』2021通信

3月31日(水)

 稽古は順調に進んでいる(公式サイトにUPされた稽古場の様子はこちら)。

 稽古場で行われている感染症対策は……

 到着時と帰宅時の検温、手指の小まめな消毒、到着時の外履きの消毒、外履きと稽古用シューズを同じ靴箱に入れない、稽古場内での飲食の禁止(最小限の水分補給を除く)、小まめに休憩を取りその都度外気を取り入れる(換気は常時されている)、椅子・テーブルなどの小まめな消毒、定期的なPCR検査の実施、未検査の方の稽古場立ち入り禁止、マスクの常時着用、Wキャストの子供たちを分離し別時間に稽古する……

 などなどである。

 現在再開している演劇やミュージカルの稽古場の大半で、ほぼ同様な対策が行われているはずである。

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『アニー』2021通信

3月30日(火)

 今年の『アニー』は“途中休憩なしの上演時間90分”を目標としている。

 例年の(本来の)『アニー』は“休憩を除いて2時間10分程度”なので、それより40分ほど短くなる計算である。幾つかの場面やミュージカル・ナンバーがカットされ、台詞もところどころで割愛されることになる。これは今年だけの特別な措置である(そうであって欲しい。そうでなければ困る)。

 話は変わるが、公式サイトに“追加席販売”についてのお知らせが出ている。
 緊急事態宣言が解除され、定員の50%に制限されていたチケット販売の規制も解かれることになったことに伴う措置である。

 公式サイトへはこちらからどうぞ。

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中川晃教 20th ANNIVERSARY CONCERT @ シアタークリエ

 中川晃教さんの20周年をお祝いするコンサートが8月7日(土)と8日(日)にシアタークリエで開催される。そのお手伝いをさせていただくことになった。

 第一報はこちらからどうぞ。

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『アニー』2021通信

3月28日(日)

 2021年の『アニー』上演決定の知らせは今年の1月29日に公式サイトで発表された。公式サイトには「新型コロナ感染症対応のため、内容や演出を例年とは変更して上演」する旨が併せて記されていた。

 現在、公式ページには上記に加えて「上演時間は途中休憩を挟まず90分を予定して」いること、そして「本公演の伴奏は録音した音源を使用」することがが記されている(こちらのページの下の方)。
 本来“途中休憩ありの2幕もの”である『アニー』を1幕とし、“オーケストラの生演奏”が今年は録音になる、ということである。

 新型コロナ感染症が完全には収まらない中で『アニー』を上演するために行われる変更である。

 どうぞご了承ください。

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『アニー』2021通信

3月27日(土)

 『クリ・コン』の開催も断念せざるを得なかった2020年。2021年はどうなるのか。2年続けての公演中止は何とかして避けたい。

 稽古や公演が予定されている時期(2021年の3月~5月頃)にコロナ禍が収束するのであれば話は早い。が、半年後のコロナの状況を正確に予測することは不可能に近い。『アニー』くらいの規模のミュージカルになると「どのような形で上演するのか」は初日の半年前くらいまでには決定しておく必要がある。

 制作スタッフが出した結論は「コロナ禍の状況が現状程度で推移したとしても開催可能な上演の形態を見つける」ことであった。

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『アニー』2021通信

3月26日(金)

 2020年の夏頃には「コロナ禍は涼しくなるにつれて落ち着いて行くだろう」と考えられていた。年末の『クリ・コン』も「何とか開催できるのではないか」と一時は思われた。が、そうではなかった。

 『クリ・コン』に代わるものとして『アニー』スペシャル・クリスマス・パーティーと名付けられた映像がYou Tubeの「日テレ公式チャンネル」で公開された。既に公開期間が終了しているので現在はご覧いただくことができないのだが、このクリスマス・ショーをご覧になったり、ショーにかかわることで色々なモチベーションが保たれた方も少なくないだろう。

 『アニー』関連で現在でも視聴可能な映像が2つある。どちらも昨年の4月末(『アニー』東京公演の初日だったはずの日)に公開されたものである。

 そのことを記した私のブログはこちら。こちらからその映像に飛ぶことができます。

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『アニー』2021通信

3月25日(木)

 2021年の『アニー』をどの様な形で開催するか。制作スタッフが次に直面したのはこの問題であった。

 ミュージカルを含むパフォーミング・アーツ(劇場芸術)の殆どは、昨春に出された大規模イベントの自粛要請とそれに続く緊急事態宣言の発出によって公演中止に追い込まれた。『アニー』もその1本である。劇場街が息を吹き返し始めたのは夏を迎えてからのことであった。
 しかしその後も感染状況は一進一退する。年明けには2度目の緊急事態宣言も発出されるに至った。関係者から感染者が見つかり公演が中断・中止に追い込まれた作品や、舞台稽古にまで進みながら開幕を断念した作品も少なからずある。

 このような中で感染リスクをどのようにして減らすのか。舞台スタッフや私たち演出スタッフも参加しての意見交換が重ねられた。

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『アニー』2021通信

3月24日(水)

 2020年の『アニー』に出演するはずだった子供たちに2021年の『アニー』に出演してもらう。

 その決定は同時に「2020年の秋に行われるはずであった“2021年の子供たちを選ぶオーディション”が開催されない」ことを意味する。2021年の『アニー』に照準を絞って準備を重ねていた多くの子供たち(と子供たちを応援していた皆さん)にとっては何ともやれ切れない決定であったことだろう。制作スタッフも悩みに悩んで出した決定であったに違いない。

 新型コロナ感染症のこれ以上の拡大を止めなければならない。こんな思いをする人がこれ以上増えないために。

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『アニー』2021通信

3月23日(火)

 昨年の『アニー』は例年同様に3月の中頃から稽古に入っていた。

 既に「大規模イベントの自粛と学校の休校」が要請され、発表される感染者の数も増え続けていた。4月に入り緊急事態宣言の発出が確実となったことで稽古もついに中断。再開のタイミングを探ったがその時は訪れなかった。まず春の東京公演の中止が決まり、後に夏の全国公演も中止と決まった。

 全公演の中止が決まった後、制作スタッフを悩ませたのは「出演の機会が失われた子供たちをどうするか」であった。難関のオーディションを突破し稽古も重ねていたのに舞台に立てないのでは余りにも可哀想である。

 出された結論は「2021年の公演に出演してもらう」であった。

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『アニー』2021通信

3月21日(日)

 丸美屋食品ミュージカルアニーの稽古が始まっている。

 日本テレビさんの主催する『アニー』は1986年の初演以来、毎年公演を重ねてきた。が、それが途切れたのが昨年であった。

 『アニー』は例年、春(4月~5月頃)の東京公演と夏(8月~9月頃)の地方公演がワンセットで行われている。夏が終わると秋(10月頃)には翌年の「アニー役」と「孤児役」を選ぶオーディションが行われる。「ダンスキッズ」のオーディションはその翌月であることが多い。
 翌年の「子供キャスト」がお披露目されるのは毎年12月に行われる『クリスマス・コンサート』(通称『クリ・コン』)の中で、である。子供キャストが『クリ・コン』に出演できるのは春と夏の『アニー』本公演に出演した年と、その翌年の2年間(お披露目を入れて3年間)である。

 以上が『アニー』の子供キャストについての運営ルールである。長年このルールにのっとって『アニー』は上演されてきた。

 それが昨年、途切れてしまったのである。

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舞台総合実習

 昨年度に引き続き、今年も日本大学芸術学部演劇学科の授業「舞台総合実習ⅢA」を担当させていただいた。

 昨年度の「舞台総合実習ⅢA」は残念ながら稽古半ばで中止となってしまったのだが(そのことに触れたブログはこちら)、今年度は(緊急事態宣言の発出により「無観客公演」にはなったものの)どうにか上演にまで漕ぎ着けた。取り上げたのは前川知大さんの戯曲『関数ドミノ』であった。

 制作を担当した学生たちによるホームページTwitterがあるので、ご興味のある方は覗いてみてください。

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『アニー』続報

 2021年の『アニー』の詳細が公式サイトにて発表されている。

 メイン・ビジュアルや東京公演の日程、そして今年の『アニー』が休憩なしの“特別ヴァージョン”であること……などである。

 こちらからどうぞ。

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丸美屋食品ミュージカル『アニー』 上演決定

丸美屋食品ミュージカル『アニー』

2021年の東京公演が発表された。第一報は公式サイトでどうぞ。

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『オトコ・フタリ』通信 大千穐楽

1月24日(日)

 昨年の12月12日に東京・日比谷のシアタークリエで幕を開けた『オリ』が刈谷市総合文化センター アイリスで大千穐楽を迎えた。先日無事に閉幕した『ローマの休日』に続いてのことで、とにかく嬉しい。

 11月1日の稽古初日から3か月近く、キャストのお3方もスタッフの皆さんも神経の休まる日は無かっただろうと思われる。私たち同様に感染症対策に注意を払っていたであろうカンパニーでも陽性者が見つかる例が相次いでいる。他人事とは思えない。私たちは幸運だった。

 ご観劇くださった皆さん、心より御礼申し上げます。そしてご観劇が叶わなかった皆さん、きっと必ずまた劇場でお会いしましょう。遠くない将来に!

 最後に、今は『マリー・アントワネット』の現場にいる末永さんに美味しいお赤飯が用意されますように!

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『ローマの休日』通信 大千穐楽

1月12日(火)

 ミュージカル『ローマの休日』が博多座で大千穐楽を迎えた。

 昨年の10月4日に帝劇で開幕し、12月の御園座を経て、今日で全日程を無事に終えた。千穐楽までこぎつけた公演は、私にとっては『天使にラブ・ソングを~シスター・アクト~』以来である。

 いつもと変わらない文章で恐縮だが、ご来場・ご声援くださった皆さんに、そしてキャスト・オーケストラをはじめとする公演関係者の皆さんに心より御礼申し上げたい。特に舞台監督の佐藤博さんと、あの厄介な舞台転換を鮮やかに遂行してくださった皆さんに。あれはもう魔法です。

 劇場を取り巻く環境は悪化の一途をたどっている。帝劇で『ローマの休日』が開幕した頃に想像していたのはもう少し楽観的な年末年始であった。残念だが現実は厳しい。
 が、しかし私はそれでも前を向いていたい。前を向いて生きることの素晴らしさ、美しさを私は『ローマの休日』に教わった。

 前を向いて歩いていきましょう。

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